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日系企業の幹部を対象に中智の「課長塾in上海」が開催(東方ネットより)(2017年11月14日)

 東方ネット14日付:グローバル化が進んでいる今の中国では、日系企業にとってこれに適応できるリーダー的人材の育成が非常に重要だ。このため、中国人的資源大手の中智と日経BP社の共催による「課長塾in上海」実践編が、14日~15日上海にて開催され、日系企業の幹部43人(日本人15人、中国人28人)が参加した。

  

 講座は在中日系企業が人材教育面で抱える2つの課題をめぐって行われた。一つは「中国に経営層として赴任する日本人駐在員のマネジメント力向上」、もう一つは「経営を任せられる中国人幹部の育成」である。講義には日本から業界一流の講師を招き、それぞれ「行動科学による部下指導法」と「リーダーのための優先順位選択方法」のテーマで行われた。

  

 中智日本企業倶楽部の馮串紅部長の話では、今回の「課長塾in上海」はこれで3回目となり、1回目は去年7月、2回目は今年5月で、いずれも参加企業にたいへん好評だった。中智の調査によると、経営層として中国に赴任する日本人駐在員と、現地化が進むことでますます増えている経営を任せられる中国人幹部の育成は、中国に進出する日系企業では大きな課題になっている。このため中智では日経BP社と協力し、日本の既存の人財育成プロジェクトを中国に招き入れようと考えている。

  

 「中智はこの先も引き続き課長塾を開催していく予定で、また、部長やもっと高いレベルの幹部向けの育成プロジェクトも開催したい。」と馮串紅氏は語った。

東方ネットより