> 2月17日中智企業倶楽部×中智コンサル主催 16省市共催《人材マネジメントにおける人材棚卸の意義》開催のご報告
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2月17日《人材マネジメントにおける人材棚卸の意義》開催のご報告
2023年2月17日(金)、中智企業倶楽部総第267講会員交流会を上海市内において成功裏に開催しました。この交流会は、中智企業倶楽部と中智コンサルの主催、中智北京、中智上海、中智広州、中智湖北、中智福建、中智四川、中智山西、中智瀋陽、中智江蘇、中智河北、浙江中智、中智河南、中智山東、中智西安、中智江西、中智大連、中智青島、中智薪税の各分公司との共催により、オンラインとオフラインのハイブリッド方式で開催し、約450名に参加いただきました。
会場には、中村精密、清水建設、三井繊維物資貿易、伊藤忠商事、IAI、星悦精細化工、不二越、マタイ貿易、日野発動機、イオントップバリュ、コニカミノルタ、三井化学、ダイセル、ゼンショー、三櫻、バンダイナムコ、伊藤忠繊維貿易、Renesas、CKD、Mapletree、安川通商、EASTMAN、ADVANTEST等の中智企業倶楽部会員から各事業部の管理層の皆さまに参加いただきました。
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交流会の開催に先立ち、中智管理諮詢有限公司マーケティング部副部長の杜海燕から、2023年に中智コンサルと中智企業倶楽部が共同で進める「人的資源研討会」の新プロジェクトを紹介しました。今年、中智コンサルは日本企業倶楽部のサポートを得て、6回の研討会により中智コンサルが長年にわたり蓄積した人的資源管理に関する実践経験と専門知識をお客様に共有します。オンラインでの専門共有、オフラインでの交流検討会という形式で行い、テーマには、人材管理、給与報酬インセンティブ、生産性向上及びDX等を予定しています。これらの共有が、皆さまの管理業務の助けとなれば幸いです。
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今年の第1回目となるこの交流会では、中智管理諮詢有限公司日企事業部総経理の楊阿蘭が講師を務めました。
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現在、多くの企業が発展と変革の新たな段階を迎えつつあります。変化に対応するための人材チームの構築と発展の過程において、人材棚卸しがますます注目を集めるようになっています。楊阿蘭総経理は、マクロとミクロの影響から、人材棚卸しの重要性を紹介しました。続いて、人材棚卸しの具体的な内容について、総量、構造、品質、コスト及び位置の側面から説明しました。
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その後、人材棚卸し目標の明確化、棚卸し基準の確立、棚卸しツールの選択、というように人材棚卸しのプロセスを整理して示しました。人材棚卸しの活用について、楊阿蘭総経理は、いくつかの企業の実例を示しながら、効率的なチームの構築、人材の特徴と職位要求のマッチング、給与報酬資源の合理的な配分等に分けて運用の成果を紹介しました。さらに、様々な世代の人材における特徴や関心について解説しました。そして、従業員エクスペリエンスの意識を理解するツールとして、エンゲージメント調査を紹介しました。これは、企業が雇用ライフサイクル全体のあらゆる時点における従業員エクスペリエンスに関する洞察を得るのに役立つと楊阿蘭総経理は述べました。
最後に、楊阿蘭総経理は、人材棚卸しの運用を理解しやすいように、2つの事例を通して、人材棚卸し、ビジネス戦略、及び従業員の成長をリンクさせる方法を紹介しました。
専門共有の後、会場では会員による相互交流のセッションが始まりました。人材棚卸しの実施について、ある会員はこれは膨大で体系的なプロジェクトであり、非常に時間がかかるため企業としては慎重になると指摘しました。この意見に対し、楊阿蘭総経理は、人材棚卸しの方法は一つではなく、大規模な方法もあれば、経営層から段階的に進める方法もあると指摘し、モデリングの方法やツールは多用であり、企業の特徴や文化に合わせて選択することができると述べました。さらにある会員からは、人材棚卸しの角度を選択するうえでのアドバイスについて質問がありました。それに対し、楊阿蘭総経理は、角度の選択は能力の組み合わせ、複数の要素の総合評価を選択することができ、また複数回行うことも可能であると述べました。
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2時間半に及ぶ専門的共有と会場での交流は、盛況のうちに終了しました。交流会の後、会員の皆さまから、今回のテーマは非常に専門的で内容が豊富であり、理論と実践を共有することで、人材棚卸しのツールと適用場面を直感的に理解することができたとの感想をいただきました。今後の交流会では、より多くの人的資源管理に関するトピックを共有させていただきます。会員の皆さまには、引き続きご注目いただきますようお願いします。
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2023年も、中智企業倶楽部はこれまで同様、会員の皆さまのニーズにマッチしたサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスで皆さまの業務をサポートしてまいります。どの様な形であれ、私たちはずっと一緒にいます。皆さまからのサービスに対するご意見やご提案を歓迎いたします。引き続き、皆さまのご注目とご参加を期待しています!