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5月26日《企業のコンプライアンスと不正行為の防止》開催のご報告
2023年5月26日(木)、中智日企倶楽部智櫻会第279回「企業のコンプライアンスと不正行為の防止」会員交流会が中智研修室にて開催され、無事成功を収めました。今回の交流会は、オフライン(対面形式)とオンライン(ライブ配信)を組み合わせたハイブリッド方式で実施されました。
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今回の交流会では、クボタ(中国)、ミズノ、伊藤忠商事、清水建設、三井繊維物資貿易、住化電子管理、アルプス(中国)、さくら国際貿易、島津製作所、瑪岱貿易、天津電装、JNC、東芝(中国)、上海KOA電子、オリエンタルモーター、CKD、横河計測技術、伊藤忠繊維貿易、日清オイリオ、青島栄花辺紡績(順不同・敬称略)等会員企業の皆様にご出席頂きました。
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交流会の開催に当たり、中智日企倶楽部智櫻会の魯亦雯シニアコンサルタントより今回の交流会の主旨についての説明がありました。「企業の不正防止教育や不正行為の調査は、企業のオーナーや経営者にとって常に大きな関心事となっています。社内に専門の不正防止機関を設けている企業は多くありますが、企業内の不正行為は複雑で多様な形態を取っており、企業の不正行為防止及びコンプライアンス管理制度の構築には、ビジネスモデルの特殊性、社内組織構造の複雑さ、不正防止調査の独立性等といった多くの課題が立ちはだかっています。今回の交流会が、会員企業の皆様にとって不正行為の具体的な内容とリスクを知り、効果的な管理制度を会得する一助となれば幸甚です。」
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今回の交流会では、中智日企倶楽部智櫻会特別講師の楊瑾煜舟弁護士が講師を務めました。
楊弁護士はまず、不正行為の概念と具体的な行為を紹介し、健全な企業文化の構築、不正行為が企業経済に与える影響、不正行為の法的意味合いという3つの観点から、企業側が不正行為防止について深い理解を得る重要性を伝えました。楊弁護士は、理論の解説とケーススタディを通じて、参加者が不正防止策の活用方法をよりイメージしやすいよう工夫を凝らしていました。
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楊弁護士は交流会の最後に、不正行為に対する調査の進め方、海外の不正行為防止の実践、不正行為の防止とコンプライアンス体制の構築方法などについて述べ、実際に不正防止業務を遂行する際の指導とアドバイスを行いました。楊弁護士は交流会後も、不正行為防止業務の実践でよく見られる問題点について、参加者と活発な意見交換を行っていました。
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