智櫻会セミナー・イベント
2016年8月23日--中智智櫻会セミナー2016年総第2回【 新「上海市企業賃金支払方法」深読み解説】開催報告
中智智櫻会セミナー2016年総第2回 【新「上海市企業賃金支払方法」深読み解説】開催のご報告
【はじめに】
2016年6月、中智上海では全ての日系企業のお客様に向けて、新しいサービスプラットフォーム――「智櫻会」を開設しました。「智櫻会」は、日本式のサービスで、日系企業に向けて最新の法律情報、労務法務及び人的資源管理講座、組織経営の調査研究、大型会員交流会などを日系企業に提供する交流型のプラットフォームです。
【セミナー実施報告】
中智「智櫻会」セミナー2016年総第2回——【上海市賃金支払規則の解析】セミナーを8月23日、中智上海会議センターで開催しました。
開催に先立ち、中智日本企業倶楽部の馮串紅部長より、最新の日系企業の情報紹介、智櫻会の会員企業である本田摩托車研究開発の総経理を訪問した際のお話しを共有しました。日系企業に広くホンダの「人間尊重」の理念が普及しています。続いて数社の企業が代表して自己紹介を行い、企業同士の交流を促しました。
電子部品生産の迪恩士電子人事主管の朱さんからは、自身の「智櫻会」に対する理解について、日冷物流副総経理の葉さんからは、会社の業務について、倍楽生人事部長の周さんからは、会社のキャラクター巧虎(しまじろう)を紹介していただきました。
また、本田摩托車研究開発人事主管の于さんからは、会社の理念について誇らしげに紹介していただきました。その他、瑞莎電子の庄部長、山善の金部長にも自己紹介をしていただき、「智櫻会」の会員同士で交流をしました。
セミナーには、ブラザー工業、東洋アルミ、日光化学、上海凸版、上海象印、菱重フォークリフト、豊田、日本日冷物流集団、三菱瓦斯化学工程塑料、ベネッセなど様々な業種の日系企業からご参加いただきました。
本講座の講師は、李永超先生が担当しました。講義では、8月1日から施行された、新しい上海市賃金支払い規則の改正点と対応策について解説しました。沢山の事例を紹介しながら、8つの大きな改正点について変更部分を解説し、そのうえで実務上の対応策について詳しく解説しました。後半では、新しい法律の下での給与支払いと従業員関係の管理方法について解説しました。
セミナー終了後のアンケートでご回答いただいた皆様のご意見は、「智櫻会」の今後の発展のため、貴重なご提言とさせていただきます。
中智「智櫻会」の会員活動は2ヶ月に1回のセミナーを開催する予定です。
10月は中智調研の報酬データの共有会(日本語講座も実施)、12月には無固定労働契約についての案件共有など、多岐に渡って開催する予定です。より多くの日系企業様に「智櫻会」プラットフォームの主催者となっていただき、共に「智櫻会」を建設していくことを希望します。