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2016年12月16日--中智智櫻会セミナー2016年総第4回 【2016年在中国日系企業給与データの共有と運用】開催報告

  
中智日本企業智櫻会は中智上海公司の、日系企業のお客様からなる会員組織です。中智上海経済技術合作公司(中智上海公司)は中国中央政府直轄管理する国有重点基幹企業で2016年6月から中智公司の日系顧客向けに新サービス「智櫻会」をスタートしました。
 

 中智智櫻会セミナー2016年総第4回  【2016年在中国日系企業給与データの共有と運用】開催のご報告

【セミナー実施報告】

中智智櫻会セミナー——2016年総第4回——【2016年在中国日系企業給与データの共有と運用】10月26日、中智上海会儀センターで開催しました。

さる12月16日(金)、中智智桜会2016年第4回講座を「中智上海会議中心」で開催いたしました。

開催に先立ち、まず中智日本企業倶楽部の冯串红部長よりセミナーの主旨について参加者の皆様に説明がありました。

中智調研センターは中智人力諮詢公司に所属し、14年間に亘って、中国全土で毎年調査を行っています。毎年3月に北京、上海、広州、成都、南京などで調査起動会を開催、その後4月1日から9月末まで、調査を実施します。 

今年は、中国にある国営、欧米系、日系、民営、台湾系など、合計47,500社余りを調査しました。2016年在中日系企業にとっては、人と経営について日々工夫をしていました。特に、データや情報を参考しながら、来年に向けて自社の戦略を立てるため、データの共有と運用セミナーを開催しました。

今回のセミナーには、三菱東京UFJ銀行、ダイキン、オムロン、明治製菓、島津企業管理、凸版印刷、などの企業から参加いただきました。

セミナーの講師は中智人力资源管理咨询有限公司の人力資本調研とデータサービスセンター総監楊阿蘭が担当しました。

講座では、「2016日系企業・人的資本データ発表」をテーマに、中智調研が収集したデータの中から、日中欧米の主要企業2000社(うち日系企業約400社)を抽出して分析したデータを、参加企業の皆様と共有しました。

前半では、直近の中国マクロ経済の動向や日本からの対中投資状況を確認後、都市別・投資国別・職位別の離職率、昇給率、業績予想と昇給率の関係、企業福利のトレンド、新卒・ワーカー採用状況などの最新データを共有しました。データから年々昇給率が低下する傾向や、業種や職位によって昇給率や給与水準にずいぶん差があることが分かりました。

休憩を挟んでの後半では、人的資本管理の考え方、給与データを活用した具体的な人的資本の評価方法について解説しました。

終了予定時間を過ぎても、皆様熱心に質問や参加者同士で情報交換をされるなど、盛況のうちに終了しました。

今後共、中智智桜会の会員企業様に、引き続き、迅速的高度性の高い情報の提供をしていきますので、是非、皆様は積極的に参加いただくようお願いします。