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2017年5月23日--中智智櫻会セミナー2017年総第2回 【規則制度、就業規則の設計と労働紛争の予防】開催報告

  
中智日本企業智櫻会は中智上海公司の、日系企業のお客様からなる会員組織です。中智上海経済技術合作公司(中智上海公司)は中国中央政府直轄管理する国有重点基幹企業で2016年6月から中智公司の日系顧客向けに新サービス「智櫻会」をスタートしました。
 

 中智智櫻会セミナー2017年総第2回  【規則制度、就業規則の設計と労働紛争の予防】開催のご報告

【セミナー実施報告】

さる5月23日(火)、中智「智櫻会」セミナーを「中智上海会議中心」で開催いたしました。

開催に先立ち、会員サービス部の新井宏昌から、今回のセミナー開催趣旨と、5月17日から19日の3日間の日程で開催された「課長塾IN上海」第二期の開催報告を行いました。また、6月には計5回の多様なセミナーを予定しており、皆さまの積極的な参加をお願いしました。

実用的な規則制度は、企業の自主権の拡大に有効ですが、不完全な場合には、紛争の原因となります。在中日系企業には、依然として制度の不備や機能していないケースが多くみられます。そこで、正しい規則制度の設計と実務操作方法を共有するために、智櫻会では今回の講座を企画しました。

今回のセミナーには、キャノン、キーエンス、日立金属、三菱電機機電、ニコン、東芝などの企業に参加いただきました。

セミナーの講師は、智櫻会特約講師の李永超先生が担当しました。

講義では、一、人事管理制度の効能とポジション、二、人事管理制度によく見られる誤解、三、人事管理制度設計のリスクコントロールの3点について、日系企業によくある事例を紹介しながら解説しました。

特に中国と日本では雇用形態が異なるので、雇用リスク予防のために、人事管理制度をきちんと整備する事が大切だと述べました。また、紛争になる可能性のある事項を事前に合意しておけば、管理コストが大幅に軽減できると指摘しました。

講義終了後も、多くの受講生が熱心に質問され盛況のうちに終了しました。

中智「智櫻会」の会員活動として、毎月1回のセミナーを開催する予定です。より多くの日系企業様に「智櫻会」プラットフォームの主催者となっていただき、共に「智櫻会」を建設していくことを希望します。