ホーム > 2016年9月8日----中国人力資本論壇2016「日系企業分科会」開催成功

『中国人力資本論壇2016「日系企業分科会」開催成功』

  さる9月8日、中智上海経済技術合作公司が上海静安香格里拉大酒店で開催した「2016中国人力資本論壇」が成功裏に終えました。在上海日本国総領事館、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司、日経BP社、留日同学会及び有名日系企業の経営層が一堂に会し、高度で専門性の高いフォーラムを共同で開催しました。

  

 会議では、中智上海経済技術合作公司日本企業倶楽部の馮串紅部長が司会を務めました。

  

  ■ はじめに、主催者を代表し、中国国際技術智力合作公司副総経理/中智上海経済技術合作公司党委書記・総経理 王慧及び来賓を代表して在上海日本国総領事館領事 平山大典氏が開会の挨拶を述べました。

  主催者を代表し、王慧総経理が来賓の皆様に対して感謝の意を述べました。

  中智上海公司は創立以来24年間、日本企業を最も重要なお客様としており、皆様の信頼と支援に深く感謝していると述べました。ついで王総経理から参加者に対して中智公司の近年の発展を報告しました。中智は中央政府直属の唯一の人的資源総合サービス企業であり、11年連続して中国人的資源サービス企業の第1位に選ばれています。中智公司は今年、日系企業に対する「智櫻会」というプラットフォームを開設するなど、いくつかのプロジェクトを成功させました。今後も在中日系企業に対して最適なサービスを提供してまいります。さらに中智は「智領中国」を新しいブランドイメージとして掲げ、「中国の中智から、世界の中智へ」発展すべく、堅い使命と美しいビジョンを持っています。最後に、今後も日系企業の中国における発展の一助となり、そして中智グループを引き続きご愛顧頂くことを心からお願いし挨拶を締めくくりました。

  

王慧 総経理

  来賓を代表し、在上海日本国総領事館の平山大典領事が挨拶を述べました。挨拶の中で、日中間の友好関係に関し楽観的な見通しを示されました。また、領事館の日常業務と最近の情報についてご紹介いただきました。同時に、領事館の責務は日中関係の改善、日中の人的交流及び日中経済交流等の促進に貢献することであると強調され、本日、上海において2016年中国人力資本論壇「日本企業分科会」の開催が成功した事を大変嬉しく思うと述べられ、今回の会議を主催した中智と講演者に深い感謝の意を表されました。最後に、来賓の方々の健康と事業の発展及び会社の明るい未来を祝して挨拶を終えました。

  

平山大典 領事

  ■ 第一部の講演は、三菱東京UFJ銀行(中国)有限公司 中国業務諮詢室室長 小泉大祐氏が「中国の経済動向と最近の外貨規制トピックス」をテーマに行いました。講演では、中国経済発展の短期及び長期的な動向についての情報を共有しました。景気の概況、消費や投資の動向、外需及び不動産投資の動向、さらに物価と金融政策について纏めて解説していただきました。さらに、十三五計画の主な目標である新型都市化発展と構造改革等の分析や外貨規制の動向等についての情報を共有しました。


  三菱東京UFJ(中国)有限公司は2007年に開業した後、既に19拠点を設ける日本最大規模の政策金融機関で、今後も中国において継続的に業務の拡大を計画しており、中国事業は重要な業務の一部を担っています。

  

小泉大祐 室長

 
■ 第二部の講演は、日経BP中国社董事長兼総経理 藤田憲治氏と同上海支局長 小平和良氏が「中国で成功した日本企業その知恵と取り組み」をテーマに行いました。日本最大の経済専門紙である日本経済新聞グループの日経BP社は、中国事業の発展に注力しています。お二人の講演は斬新で、藤田氏の質問に対して、ユニークな人柄の実力派記者の小平氏が答える一問一答形式で行われました。講演では、中国で成功した日本企業に必須の条件として、①強い意志と強力なリーダーシップ、②長期的な視野に立つ、③消費の変化を見極めることの三点を挙げました。生き生きとした実例に、参加者の皆様は熱心に耳を傾けていました。

  

藤田憲治 董事長兼総経理

  

小平和良 局長

  

  ■ 第三部の講演は、中智日本企業倶楽部の新井宏昌が「在中日系企業の「人と経営」の動向について」をテーマに行いました。講演では、中智諮詢及び中智調研のデータ資料を使用して最新の調査データと人的資源管理のトレンドを解説しました。中智諮詢公司は14年間にわたり、中国全土250都市20以上の業種の投資国別の調査研究を行っており、データと情報には高い権威があります。ほかに、日系企業に対して人的資源管理分野における最新の中智の視点を広く紹介しました。

  

新井宏昌

  ■最後に、中智日本企業倶楽部の馮串紅部長が会議を総括しました。中智公司の日本事業は皆様の支持の下、長年一歩一歩着実に歩んできました。今後も継続して在中日系企業の「人」の問題、中国人社員の問題、日本人駐在員の問題解決の支援を継続してまいります。日本式のサービスを用いて皆様が合法的に、安定的に継続して発展し、変化し続ける環境の中で最適なアドバイスと解決方法をご提案します。企業のグローバル化が進展するにつれ、世界各国の人材の均一化が進む中で、語学力よりも専門的な技能と実力がより重要になりつつあります。競争の激しい人材市場で、日系企業の競争力が高まる事を希望します。

  

馮串紅 部長

  この度のフォーラムでは、経済、経営及び管理に関する戦略的な課題を集め、参加者にとって参考となる価値あるものとなりました。会議は成功し、盛況のうちに閉幕しました。

  

  

  

  2016中国人力資本論壇「日系企業分科会」には、約220名の来賓が出席しました。主な企業では、三菱グループ、三井グループ、松下、日立、東芝、日野、豊田、住友、セイコー等のグループ企業の経営層が出席し、各方面からのご支援を得て成功しました。来賓の皆様から寄せられたアンケートのご意見とご助言は今後の日系企業に対するサービス改善の貴重な資料とさせて頂きます。重ねて厚く御礼申し上げます。