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7月12日《福島県人会ビジネスセミナー》のご報告(2017年7月13日)

 さる7月12日(水)、福島県人会の勉強会で、中智日本企業倶楽部の諮詢経理 新井宏昌が講演しました。

 

 はじめに、福島県人会会長の太田千秋様からご挨拶があり、福島県企業、福島県出身者が共に故郷を盛りたてていきましょうと述べられました。続いて、福島県上海事務所の十二所謙所長から、福島復興のあゆみと現状について報告がありました。

 3.11の震災から6年が経ち、着実に復興が進んでいる福島県の現状を紹介していただきました。原発事故による放射線濃度は、福島県内の大部分の地域で日本や世界の主要都市と比べてそん色の無いレベルまで低下しており、現在立ち入り禁止区域の面積は、福島県全体のわずか2.7%となっているとデータを示して解説されました。

 また、震災以降落ち込んだ観光客についても、震災前の88%の水準まで回復しており、中国人観光客に限れば、震災前の158%増と、震災前を上回る水準になっていると報告されました。これは十二所所長はじめ、福島県上海事務所の皆さまの地道な努力によるところが大きいと感じました。

   

福島県人会会長 太田千秋様のご挨拶


福島県上海事務所 十二所謙所長(右)

 

 その後の勉強会では、「在中日系企業の人と経営の動向」をテーマに、中智日本企業倶楽部の諮詢経理 新井宏昌が講演を行いました。講演では、前半に人事労務の分野から労働契約の解除と経済補償金について、後半は中智諮詢が調査した報酬福利データを共有しました。参加者の皆さまの関心が高く、テーマ毎に自社の紛争ケースや対応について積極的に意見交換することができました。中智日本企業倶楽部顧客経理 王薇も会の席で皆さんと交流していました。報酬福利データに関しても、データの見方や解釈の方法について熱心に質問され、盛況のうちに講演を終えました。

 「中智日本企業倶楽部培訓室」では、毎月各種セミナーを開催しています。実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡しできます。お気軽に弊社会員サービス部までご連絡ください。