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富士フイルムグループの総経理会議で「在中日系企業の課題」をテーマに講演を行いました(2017年12月11日)

 12月8日、中国全土の富士フイルムグループ企業の総経理が集まる総経理会議において「在中日系企業の課題」をテーマに、日本企業倶楽部の馮串紅部長が講演しました。

  

 講演では、初めに在中日系企業に関係する人的資源関連の最新情報を共有しました。続いて、現地化推進の課題や社員のやる気を引き出す方法、中国赴任に適した駐在員像等について総経理の皆様と議論しました。中国人の部下に、指示がうまく伝わらないという問題に対し、馮部長は中智の見解として、日本と同じ暗黙知は通用せず、行動化・言語化をいかに進めるかが重要であると述べました。

 ほかに、駐在員に必要なスキルについて、情報力や日本本社との人脈、前向きさや日中の心理的な壁を乗り越えて一緒に社員と働ける「巻き込み力」が大切であると指摘しました。会議では、各法人の総経理が抱える様々な課題や悩みについて、中智の見解を述べるなど活発な議論が行われ、有意義な会議となりました。