業界動態(2021年7月)
【中国16地区で年間平均賃金公表!江蘇省は初の10万元の大台突破へ】
7月に入り、公共住宅積立金納付額も調整の時期に入った(前年度の月平均賃金を基準として、公共住宅積立金の納付基数を調整している事業単位は多い)が、統計によると、現段階で平均賃金データを公表している16地区中、私営事業単位の平均年収が最も高いのは深圳市の137310元であった。江蘇省の103621元がこれに続いた。
江蘇省の私営事業単位の平均年収が10万元を超えたのは、これが初めてである。
【最新データ公表!インターネット関連企業の平均月収は8000元超】
58同城招聘研究院は近日、IT・インターネット関連企業の就業データを公開した。このデータは年別、職位別、賃金水準別でまとめられており、2021年5月時点の求人募集、求人申込状況を整理し、分析したものである。
同データによれば、2021年5月のIT・インターネット関連企業の求人・求職数は全体的に増加傾向にあり、求人需要は昨年同期に比べ75.72%増、業界平均賃金は8254元であった。うち、プログラム開発者の平均月収は8456元となっている。
【上海市の職業技能認定機関が100機関の大台を突破!評価項目は5700項目以上、多くの職域を網羅】
上海市人社部への取材によると、上海市の職業技能認定機関が現時点で100機関を超えたことが判明した。これら認定機関のうち17機関が上海市の所属機関となっているほか、6機関が各区の所属機関、31機関が協会関連機関で、46機関が中央企業の支社となっており、2700社以上の企業へ技能評価サービスを提供している。
技術系人材の評価と人材の養成、選抜、表彰は密接な関係にあり、これらの機関は技術系人材の組織化へ重要な役割を担っていると言える。
【求人の平均月額賃金16,198元!上海市夏季高賃金ランキング首位は銀行業】
7月3日、智聯招聘は「2021年夏季中国雇主需要とホワイトカラー人材供給レポート」を公表した。同レポートによると、求人の平均月額賃金のトップは、銀行業の16,198元/月であった。
オンラインデータの比較によると、2021年夏季の上海市における求人の平均月額賃金は12,114元/月で、上四半期を3.6%、昨年同期を9.0%上回った。この数字は、全国主要38都市の賃金水準の中で全国2位に位置するものである。