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【中日双语】上海市の外国人社会保険に関する問題(2021年8月12日)

近ごろ、多くの会員の皆様が、上海市の外国人社会保険に関する問題に関心を寄せています。そこで、この問題について「中智外国籍人材サービスセンター」より以下のとおり回答させていただきます。

最近,不少外籍会员关心在上海的社保问题,为此我们请「中智上海外籍人才服务中心」特别做了解答,具体如下:

『中華人民共和国社会保険法』の規定に基づき、特別に免除される状況を除き、中国で働く外国人従業員及び使用者は原則として社会保険に加入する義務を負います。しかし、2009年に発行された38号文書には、上海で勤務する外国人従業員は、養老、医療及び労災保険を納付「することができる」(注意:つまり「べき」でも「必ず」でもない)と規定しており、これが「上海は例外である」という誤解を招く一因となりました。実務においても、使用者は一般的に外国人従業員との合意により、社会保険に加入しないことを選択しています。しかし、当該文書は2021年8月15日に期限を迎え失効します。

根据《中华人民共和国社会保险法》的规定,除特殊豁免的情况外,在华工作的外籍员工及其用人单位原则上有义务缴纳社会保险。然而由于2009年出台的38号文中提到,在上海工作的外籍员工“可以”(注意:既不是应该也不是必须)缴纳养老、医疗和工伤保险,造成一个误解“上海是个例外”。在实际操作中,通常用人单位会和外籍员工达成协议,选择不参保。但是该文件将于2021年8月15日到期失效。

2021年8月15日までは、上海市の現行政策では、使用者と外国人従業員は労働契約の約定に基づき、三険(養老、医療、労災保険)又は五険(養老、医療、失業、労災及び生育保険)のいずれに加入するかを選択できます。しかし、38号文書が期限を迎え(かつ再延長されない)場合、五険に加入する以外に選択肢は無くなります。

2021年8月15日之前,根据上海的现行政策,用人单位和外籍员工还可以根据劳动合同的约定,选择缴纳三险(养老、医疗、工伤保险)或者五险(养老、医疗、失业、工伤和生育保险)。随着38号文的到期(且不再延长),只能缴纳五险,没有别的选择。

中智としては以前から、中国で働く全ての外国人及び香港マカオ台湾の従業員は、国の規定に従い社会保険プランに加入すべきである(法律上必ずの意味)とアドバイスしています。

中智一直建议,所有在华工作的外国人以及港澳台员工应当(法律中即必须的意思)按照国家规定参加社会保险计划。

今後も引き続き社会保険に関係する部門との長期的な連絡を保ち、政策や実務に関する情報が入り次第、速やかに共有させていただきます。

我们会持续与社保相关部门保持长效沟通,政策或实操上如有任何进一步信息,将第一时间与您同步分享。

翻訳:中智日企倶楽部・智櫻会