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業界動態(2021年9月)

 

  【人社部が国家職称評価情報照会プラットフォームを開設、複数のチャネルからログイン可能に】

人社部ホームページによると、先日人力資源社会保障部は国家職称評価情報照会プラットフォームを開設し、各地人社部、使用単位及び個人に地区をまたいだ職称評価情報照会サービスを開始した。

利用を希望するユーザーは、ホームページ(www.12333.goV.cn)、携帯電話12333顧客ダイヤル、もしくは人力資源社会保障部ホームページから「人力資源社会保障部」Wechat公式をフォローすることで国家職称評価情報照会プラットフォームを利用することができる。

 

  【工業情報化部ら五部門共の2021年全国工業職業技能大会開催を決定】

工業情報化部の公式サイトによると、中国の製造と創造を支える質の高い技術者や技能者を精力的に育成し、ものづくり精神を高揚・追求すべく、工業情報化部、人的資源社会保障部、教育省、中華全国総工会、共青団中央委員会は8月30日、共同で「2021年全国工業職業技能大会開催――全国工業情報技術職業技能大会に関する通知」と題した声明を発表した。

2021年全国工業職業技能大会は、選考会と決勝戦の2段階で行われる。決勝戦は2021年11月中旬に深セン市で開催される予定だ。

 

  【企業集団契約が届出と審査が必要に 15日以内に異議が無ければ発効】

団体交渉や集団契約の締結・履行の規制を強化し、労働者の正当な権利や利益を保護し、また調和のとれた安定した労働関係を構築・発展させるために、近日上海市人社局は「上海労働協約審査規則」を公布し、集団契約の締結に当たっては人社局への届出と審査を受けなければならないと定めた。届出後15日内に人社局より意義が無ければ、集団契約は発効する。

人社部は、届出があった集団契約に異議がある場合、届出を受けた日から15日以内に届出単位及び組織へ審査意見を告知し、併せて「集団協約審査意見書」を送付する、としている。

 

  【上海市各区を全て網羅 海外留学者の上海市定住戸籍申請が更に便利に】

9月1日より、上海市は海外留学者の定住受付業務を全区で展開する。上海市各地区の使用単位は、利便性を鑑みて登録地または事業所(拠点)を選択し、留学生を各地区へ定住させることができるようになった。

事業所(拠点)を登録する場合は、オフィススペースの賃貸契約書や、自身の事業用不動産の証明書などの関連書類をアップロードし、申請が承認された場合は(原則5営業日以内、各地区の支店は2営業日以内に承認)、ビジネスを展開できるようになる。

申請書を提出した後は、システムにログインすれば審査の進捗状況を確認することができる。登録済みの事業所(拠点)を選択すれば、システムが関連情報を自動的にチェックし、もし承認されていれば、すぐに通常通り業務を行うことができる仕組みとなっている。