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業界動態(2023年3月)

 

  【採用ビッグデータ「両会から見るチャンス:2023戦略性新興産業の就業データ報告」】

データによると、人気の戦略性新興産業における採用平均年収は15万元を超えている。そのうち、インテリジェンス製造の採用平均年収が32.99万元で一位、次いで人工知能の採用平均年収が30.56万元となっている。ブロックチェーンとゲームの採用平均年収は、それぞれ29.47万元、29.33万元で第三位と第四位、ビッグデータは27.69万元で第五位である。過去一年間のこれら新興産業の採用賃金上昇幅を見ると、航空宇宙産業が最も大きく17.8%、インテリジェンス製造とチップが第二位と第三位で、上昇幅はそれぞれ15%、11.62%であった。

 

  【テンセント2022年研究開発ビッグデータ報告:研究開発人員の割合は74%、新増研究開発プロジェクトは7000件超】

近ごろ、テンセントは「2022年テンセント研究開発ビッグデータ報告」を公表した。「報告」によると、2022年テンセント内部の研究開発人員の割合が74%に達した。これは、テンセント従業員の4人に3人が研究開発人員であることを意味している。去年一年間、テンセントでは新増プロジェクトが7000件を超え、2021年と比べ19.8%増加した。新増コード行数は29.4億行、新増コードベースは21万個、一日平均12.7万回コードが追加された。オープンソース人材の育成には、大学が重要な役割を果たしている。テンセントは大学と提携し、オープンソース人材の育成計画を立ち上げ、大学生向けのオープンソースコースやオープンソース実践トレーニングプログラムを設け、産学提携を深め、実際の企業のプロジェクトを教育にフィードバックし、オープンソース人材エコシステムの発展を支援している。現在、13か国、29省、国内外の265大学の1,000人を超える学生が支援を受けている。

 

  【国家統計局:1-2月の国民経済は安定的に回復、25-59歳の高学歴労働者の失業率は3.0%】

近ごろ、国家統計局は1-2月の国民経済運営データを発表した。データによると、1-2月の工業サービスデータはともに回復しており、雇用と物価は全般的に安定している。雇用面では、1-2月の全国城鎮平均失業率は5.6%、そのうち2月は5.6%と前月比で0.1ポイント上昇した。地元戸籍労働者失業率は5.4%、外来戸籍労働者失業率は5.9%、そのうち外来農業戸籍労働者の失業率は6.0%、16-24才、25-59才労働者失業率は、それぞれ18.1%、4.8%であった。