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中智日企会員企業がボアオ経安フォーラムに積極参加（2023年11月3日）

10月30日、ボアオ・アジア・フォーラム「世界経済と安全フォーラム」第2回大会の開幕大会が、長沙国際コンベンションセンターで開催されました。第14回全国人民代表大会常務委員会の鄭建邦副委員長が、中国政府を代表して開幕の挨拶を述べました。ボアオ・アジア・フォーラムの潘基文理事長、大会名誉主席のテュルク元スロベニア大統領、フォーラム副理事長の周小川氏、第13回全国政協副主席の辜勝阻氏、湖南省委副書記の李殿勛氏、スリランカ議会国家安全監督委員会主席のベラセクラ氏、ニュージーランドのシップリー元首相、湖南省常委、長沙市委書記の呉桂英氏、香港長官の李家超氏（中継）、中日韓協力事務局事務局長の李熙燮氏、FMG創業者兼会長のフォレスト氏、フォーラム理事で名誉戦略提携パートナーのSABIC副総裁兼国際化学品製造協会主席の李雷氏ら、中国国内外の来賓も開幕式でスピーチしました。開幕式の司会は、ボアオ・アジア・フォーラム事務局長の李保東氏と大会主席の曽偉雄氏が務めました。

（ボアオ・アジア・フォーラムの潘基文理事長、李保東事務局長、大会名誉主席のテュルク元スロベニア大統領、曽偉雄大会主席と中智集団代表及び会員企業代表の集合写真）

大会期間中、湖南省人民政府の招待を受け、中智集団党委書記、董事長の卜玉龍、中智集団党委副書記、董事、総経理の王暁梅、及び中智からの招待を受けボアオ経安フォーラム第2回大会に出席した多国籍企業代表団の一行は、湖南省政府副省長、長沙市委副書記、市長の周海兵氏ら指導者と面会しました。日系会員企業からは、キヤノン株式会社副社長執行役員、キヤノンアジアマーケティンググループ社長、キヤノン（中国）有限公司社長兼CEOの小澤秀樹氏、株式会社不二越中国総代表の三浦昇氏、東レ先端工程技術（上海）有限公司董事長・総経理の董剛氏、出光電子材料（中国）有限公司董事長総経理の中島光茂氏、日鉄軟件（上海）有限公司董事総経理の田中公二氏が日系企業を代表して出席し、双方は政府と企業の協力強化、湖南省の産業経済のアップグレード促進について交流しました。

（湖南省政府指導者と会見する中智集団及び会員企業代表団）

（会員企業が市長と面会し意見交流）

大会は、2023年10月29日から31日までの日程で、湖南省長沙市で開催されました。大会では、開幕式、博覧会、企業家対話会、サブフォーラム、パネルディスカッション、報告発表会等、30以上の活動が開かれ、各出席者が対話と広範な協力を深めるハイレベルなプラットフォームを提供しました。大会には、世界各国と地域から政府高官、国際組織の代表、外交使節、専門学者、各業界の企業代表、メディア等、2,500名が出席しました。

<font style="font-size:18px">「人材ボーナスが質の高い発展を推進する」フォーラム

「人材ボーナスが質の高い発展を推進する」フォーラム

10月31日、ボアオ・アジア・フォーラム世界経済の発展と安全フォーラム（略称「ボアオ経安フォーラム」）第2回大会「人材ボーナスが質の高い発展を推進する」フォーラムが、長沙国際コンベンションセンターで開催されました。今回のフォーラムは、ボアオ・アジア・フォーラムと湖南省人民政府の主催、ボアオ経安フォーラム組織委員会、長沙市人民政府、中国国際技術智力合作集団有限公司の後援で開催されました。ボアオ・アジア・フォーラム事務局長の李保東氏、国家禁毒委副主席、中国警察協会副会長、ボアオ経安フォーラム大会主席の曽偉雄氏、中智集団党委書記、董事長の卜玉龍、中智集団党委副書記、董事、総経理の王暁梅らがフォーラムに出席したほか、日本企業倶楽部智櫻会会員企業16社31名の代表が出席しました。

李保東氏はスピーチで、「アジアは人口規模が大きく、これまで経済発展において非常に有利な条件を生み出してきた。中国は約9億人の労働力を有し、毎年1500万人以上の新たな労働力が増加しており、豊富な人的資源は中国の優勢が際立っている。現在、中国の高等教育を受けた人口は2.4億人を超え、新たに増える労働力の平均教育期間は14年に達している。中国の『人材ボーナス』は急速に形成されており、発展の推進力は依然として強い。」と述べました。

（ボアオ・アジア・フォーラム事務局長の李保東氏のスピーチ）

卜玉龍はスピーチで、「人材ボーナスを、如何にしてより効果的に経済発展の推進力に転換するかは、時代が我々に与えた重大なテーマである。過去10年間、中智は1,000万人を超える多様な人材を送り出してきた。数百の都市と地域に『ワンストップ』の人材サービスのトータルソリューションを提供することで、人材ボーナスを十分に発揮し、人材資源の最適な配置と経済社会の発展を後押しするため、積極的に貢献してきた。」と述べました。

（中智集団党委書記、董事長卜玉龍のスピーチ）

会員企業を代表し、キヤノン株式会社副社長執行役員、キヤノンアジアマーケティンググループ社長、キヤノン（中国）有限公司社長兼CEOの小澤秀樹氏は、《海は無数の川を受け入れる。本土とグローバル人材が互いに寄り添うキヤノン（中国）企業風土》をテーマに講演し、キヤノンが多国籍企業として本土とグローバル人材の選抜、育成、インセンティブなどの取り組みや、キヤノンの特色ある企業風土を育む従業員戦略と実践について共有しました。

（キヤノン株式会社副社長執行役員、キヤノンアジアマーケティンググループ社長、キヤノン（中国）有限公司社長兼CEO 小澤秀樹氏の基調講演）

Medtronic plc中国全球高級副総裁及大中華区総裁顧宇韶氏は、《Medtronic plc中国のイノベーションと人材発展戦略》をテーマに講演し、Medtronic plc中国が多国籍企業として堅持する本土のイノベーションを刺激する人材の現地化発展戦略を共有しました。同時に、「世界をリードする医療技術企業として、Medtronic plcは注力する医療専門人材の研修、高品質の医療資源の拡大に取り組み、より多くの中国の患者に、革新的な医療技術により『健康と幸福』をもたらしたい。」と述べました。

（Medtronic plc中国全球高級副総裁及大中華区総裁顧宇韶氏の基調講演）

中智集団党委副書記、董事、総経理の王暁梅がパネルディスカッションの司会を担当し、会員企業を代表して三井住友海上火災保険（中国）董事総経理の菅匡彦氏がパネルディスカッションに登壇しました。そのほか、金光集団、IBM、CBRE世邦魏理仕、アクセンチュアの高級管理者がディスカッションに参加し、企業の実践経験から、いかに人材ボーナスを発揮し、質の高い発展を促進するか等のテーマについて深く議論しました。

（パネルディスカッションの様子）

国家禁毒委副主任、中国警察協会副会長、ボアオ経安フォーラム大会主席の曽偉雄氏、中智集団党委書記、董事長卜玉龍、中智集団党委副書記、董事、総経理の王暁梅が、47名の多国籍企業CEOと高級管理者を、ボアオ国際人材メンターに認定しました。キヤノン（中国）の小澤秀樹氏、上海伊藤忠商事の石橋忠氏、東レ先端工程技術（上海）の董剛氏、三井住友海上火災保険（中国）の菅匡彦氏、株式会社不二越の三浦昇氏、出光電子材料（中国）の中島光茂氏、東京海上日動火災保険（中国）の林誠一郎氏、上海林内の田中良典氏、三井金属（上海）企業管理の境克也氏、日鉄軟件（上海）の田中公二氏、日経BP中国の長谷川直樹氏、三菱日聯銀行（中国）広州支店の小泉大祐氏、上海凱迪迪愛通信技術の甫足空氏、上海大塚食品の上池俊介氏、及び日中経済協会上海事務所・成都事務所の笹原信氏、大阪府上海事務所の南浦秀史氏ら合計16名の日本企業倶楽部智櫻会会員企業の代表者が、ボアオ国際人材メンターの称号を授与されました。大会では、受賞者の国際人材の発展に対する多大な貢献が認められました。中智は企業訪問や交流、経営者インタビュー等を通して、多国籍企業の優れた人材育成の実践例を集め広めることで、優れた職場環境を築き、人材ボーナス、青年人材の潜在力を開放し、中国の国際人材の育成と発展を目指します。

（ボアオ国際人材メンター認定式）

安全は発展の前提であり、発展が安全を保障します。ボアオ・アジア・フォーラムの特別会議として、ボアオ経安フォーラムは、経済発展と安全保障という2つの大きな時代のテーマに焦点を当て、国際社会のためのグローバルなプラットフォームの構築に取り組んでいます。「人材ボーナスは質の高い発展を推進する」フォーラムでは、初めて人材のテーマがボアオ経安フォーラムの議論に加わりました。これは昨今のグローバルな産業構造の変化の下、経済の発展に人材がますます重要になっていることを示しています。