2025年中智日企倶楽部・智櫻会新春講演賀詞交歓会 日系企業経営者&管理者語録発表会を開催(2025年3月14日)
2025年3月14日、中智経済技術合作股份有限公司の主催で「2025年中智日本企業倶楽部・智櫻会新春講演賀詞交歓会 日系企業経営者&管理者語録発表会」(略称「中智日企新春会」)が上海中心ビルで成功裏に開催されました。当日は、上海市商務委員会、上海市徐匯区人民政府、在上海日本国総領事館、日中経済協会上海事務所、日本貿易振興機構上海事務所、上海日本商工クラブからのご来賓に加え、東京、北京、広州、成都、浙江、江蘇、上海など中日各地から200社の日系企業の、320名を超える経営管理層の代表と人事責任者の皆様に出席していただきました。
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中智日企新春会は、講演交流会と新春賀詞交歓会の二部構成で開催されました。新春賀詞交歓会および日系企業経営者&管理者語録発表会では、最初に会場全体で中智日本企業倶楽部・智櫻会の活動報告をまとめた動画『人』を視聴し、人と人との「繋がり・交流・成長・風采」をテーマにした年間会員活動の忘れ難い瞬間を振り返りました。
主催者を代表し、中智股份董事総経理の単為民が挨拶を述べました。単為民董事総経理は、会員企業の長年にわたる信頼とサポートに感謝の意を表しました。中智は設立以来、常に日本企業の中国における発展を非常に重視してきたと述べ、専門的な人的資源サービスの能力を活かし、上海で中智日本企業倶楽部・智櫻会を設立し、商標登録が認められたことを紹介しました。設立から12年が経ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会は北京と広州に分会を拡大し、全国で3,500社以上の日系企業、1万人以上の日本籍駐在員に対して、全面的なサポートを提供しています。今後も中智は、全国的なネットワークの強みを活かし、在中日本企業の現地化経営を支援し、日系企業をより深く理解する人的資源サービスのパートナーを目指します。
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上海市徐匯区副区長の王志華氏が祝辞を述べられました。その中で、企業の満足度を常に「第一の基準」とし、市場化、法治化、国際化を兼ね備えた一流のビジネス環境の構築に務めていると述べられました。さらに、より多くの日系企業の皆様と共に、新たな協力の章を綴ることを期待すると述べられました。
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上海市商務委員会主任の朱民氏が祝辞を述べられました。中国と日本は一衣帯水の隣国であり、上海と日本の商取引は非常に盛んで、多くの成果を上げてきた。外商投資の質の高い発展を支援するため、上海は「投資上海」というブランドを引き続き構築していく。今年上海は改めて企業のニーズに焦点を当て、ビジネス環境を最適化する「8.0版行動計画」を策定した。さらに、より多くの日系企業が上海に投資し、上海と共に発展繁栄していくことを期待する。また、日系企業の皆様には引き続き貴重なご意見をいただきたいと述べられました。
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日本側来賓を代表し、在上海日本国総領事館の岡田勝総領事・大使が祝辞を述べられました。岡田総領事・大使は、中智による当地での日系企業へのサポートに敬意を表したうえで、在留邦人の安全な生活環境の確保及び日系企業の円滑なビジネス活動への支援は、在外領事館の最も重要な使命であり、今後も全力で取り組んでいくと述べられました。さらに、岡田総領事・大使は、「人」をテーマにした今回の大会に関し、「縁あれば千里来りて相会す、縁なくば対面にいれど相逢わず」という言葉を紹介しつつ、日中両国民の交流は、両国関係の発展を支える基礎であり、原動力であるため、これからもより多くの方々と出会い、共に日中関係を推進させていきたいと述べられました。
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中智日本企業倶楽部・智櫻会の馮串紅部長から語録発表式を行いました。この語録は中智日本企業倶楽部・智櫻会が企画し、58名の日系企業経営者に、「人」をテーマとして最も貴重な経営と管理の経験を共有していただきました。発表式では、30名の寄稿者代表が登壇し、出席者が共同証人となり、「日系企業経営者&管理者語録」が正式に発表されました。この語録が、企業のグローバル人材の成長の道しるべとして実践的な宝典となることを願います。発表式では、製造業を代表してダイキン空調(上海)董事長総経理の乾浩史氏、グローバル商社を代表して伊藤忠株式会社執行役員伊藤忠東アジア総代表の石橋忠氏、そして日系企業の中国籍経営者を代表して東麗エンジニアリング(上海)董事長総経理の董剛氏に、執筆に込めた想いを舞台で共有していただき、特別寄稿者として、岡田総領事・大使から、出席者の皆様に向けて熱意に満ちたお言葉をいただきました。
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メッセージ寄稿者を代表し、ボアオ国際人材メンター、卓越雇用主賞連続受賞者、2024年度中国健康雇用主CEO模範賞受賞者、キヤノン株式会社副社長執行役員、キヤノンアジアグループ総代表、キヤノン(中国)有限公司社長兼CEOの小澤秀樹氏にスピーチをしていただきました。小澤氏には、45年間の海外駐在生活から得た「経営と人」に関する哲学——【SDS】( Say it, Do it, with Smile!)と【GCM】(Go to Gemba, Closer to Customer,Mian dui Mian面対面)を紹介していただきました。
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乾杯のご挨拶及び発声は、メッセージ寄稿者、ボアオ国際人材メンター、卓越雇用主賞連続受賞者、会員企業代表の伊藤忠商事株式会社執行役員・東アジア総代表の石橋忠氏に行っていただきました。石橋氏は「みんなの笑顔」をテーマに、中国での駐在中に社員たちと共に築き上げた笑顔の文化について共有していただきました。中国での駐在生活を終え、本社へ帰任するにあたり、感謝と名残惜しい気持ちを抱きつつ、皆様の明日がより良いものになることを願い乾杯しました。
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上海中心大厦建設発展有限公司党委書記、副総経理の厳明氏が挨拶し、皆様の上海中心ビルに対する信頼に感謝を述べ、日系企業の友人たちが頻繁に訪れ、交流することを歓迎すると述べました。
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第一部の講演交流会では、主催者を代表し中智股份副総経理董事会秘書の陶駿が来賓に向けて挨拶を行いました。挨拶の中で、中智日本企業倶楽部・智櫻会は企業交流プラットフォームとして「会員中心」の理念を堅持し、在中日系企業に対し質が高く、便利で適切な専門サービスの提供に尽力していると述べました。中智日企新春会は会員同士が交流を深め、最新の中日経済情報を共有し、企業の安定的で健全な発展の道を探求する場であるだけでなく、中智が会員企業へ感謝の意を表す盛大な会でもあります。
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MUFGバンク(中国)有限公司企業戦略部長の尼田健氏に、「中国経済・産業の現況と在中日系企業様への示唆」をテーマに特別講演を行っていただきました。講演では、マクロ経済データや政策分析、そして日系企業が直面する機会などの内容を共有していただきました。網羅的な最新の情報に基づく高度な専門知識による分析と明解な解説は、会員企業にとって2025年の経営戦略を策定するうえで非常に有益な参考となりました。
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その後、中智日本企業倶楽部・智櫻会の会員企業代表が「在中日系企業のチャンスと挑戦 ― 経営と人」をテーマに登壇してスピーチをして頂きました。博邁立鋮投資(中国)董事長総経理の山本徹氏、日立建機販売(中国)董事総経理の森常隆氏、三井住友海上火災保険(中国)董事総経理の西川真吾氏、日経BP取締役、日経BP中国董事長の藤田憲治氏、全日本空輸上海・江蘇地区総経理/上海支店長の津田正弘氏など、業界の異なる5名の会員企業代表に、中国での事業発展や改革の経験、経営の各段階における「人」に関するテーマを共有していただきました。大阪国際経済振興中心上海代表処首席代表の的場正信氏から、間もなく開会を迎える大阪・関西万博の視点から、人的交流の重要性についてお話いただきました。
自由交流のセッションでは、倶楽部会員の皆様が登壇し、歌や楽器の演奏を披露しました。
「2025年中智日本企業倶楽部・智櫻会新春講演賀詞交歓会 日系企業経営者&管理者語録発表会」は、皆様のおかげで無事成功裏に閉幕することができました。本大会は中智経済技術合作股份有限公司が主催し、在上海日本国総領事館、日中経済協会上海事務所、日本貿易振興機構上海事務所、上海日本商工クラブの後援を受け、上海中心大厦およびHRootの全面的な協力を得て開催しました。本会は、会員企業間の深い交流を促進するとともに、相互の信頼醸成と協力探求の貴重な機会を創出しました。中智股份は人的資源サービスの「国家チーム」としての使命を十分に発揮し、中智日本企業倶楽部・智櫻会は、在中国日系企業に対し、日本式のきめ細やかで高品質な経営と人材戦略サービスを提供し続け、日系企業の中国市場における安定的な発展を力強く支援してまいります。2025年はさらに充実した会員交流活動をご提供する所存です。会員の皆様の積極的なご参加を心よりお待ちしています。
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感謝を伴って、手を携えて未来へ!私たちはずっと一緒にいます!
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