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業界動態(2025年4月)

 

  【職場の安心感に関する調査:AI業界がリード、インターネット業界が最下位】

最近発表された《2025年春採用職場安心感インサイト》によると、約7割のビジネスパーソンが「月給がいくらあっても安心感は得られない」と感じていることが明らかになった。2025年春採用後のビジネスパーソンの安心感の平均スコアは6.03点で、かろうじて及第点を超えている。そのうち、約4分の1のビジネスパーソンは深刻な安心感の欠如を抱えており、スコアは0~4点。一方で、約半数のビジネスパーソンは安心感が比較的高く、スコアは7~10点であった。

業界別に見ると、安心感の差は顕著です。人工知能(6.92点)と新エネルギー(6.72点)業界がトップで、技術的恩恵と資本投入の影響により、就業機会が多く、給与も高い傾向にある。一方、インターネット(5.67点)と新教育・研修(5.85点)業界は最下位となっており、業界の変動により職の安定性が低下しています。新エネルギー車業界のビジネスパーソンの安心感は及第点ぎりぎりで、新しい生活サービスやスマート家電などの業界は比較的良好な結果を示している。

 

  【7部門が「春雨潤苗」特別行動を展開】

国家税務総局はこのたび、国家発展改革委員会、工業・情報化部、人力資源社会保障部、市場監督管理総局、国家医療保障局、全国工商連合会と連携し、2025年の小規模・零細事業者の発展支援を目的とした「春雨潤苗」特別行動の通知を共同で発表した。この行動では、「サービス品質と効率の向上」「健全な成長の支援」「発展の高度化の促進」という3つの主要テーマのもと、10項目のサービス施策が打ち出されている。優れたサービスの提供、法令順守の促進、発展支援に力を入れ、小規模・零細事業者、特に民間経済の成長と強化を図る。

 

  【『国家イノベーション指数報告2024』が発表】

国家イノベーション指数は、国の総合的なイノベーション能力を示す重要な指標である。3月31日、中関村フォーラムにて中国科学技術発展戦略研究院が発表した『国家イノベーション指数報告2024』によると、中国のイノベーション能力の総合ランキングは世界第10位となり、2012年の第20位から10ランク上昇した。この10年間で最も進歩を遂げた国であり、世界トップ10に入った唯一の中所得国でもあるす。中国はイノベーションへの資源投入を継続的に増やし、知的成果のアウトプットが顕著で、企業のイノベーション能力も向上し、イノベーション環境も徐々に整備されている。