横浜市労働組合連盟が中智股份及びキヤノン(中国)上海を視察(2025年6月6日)
6月4日、横浜市労働組合連盟執行委員長の的場信也様、書記長の恩田崇之様らご一行が、中智経済技術合作股份工会、中智股份日本企業倶楽部およびキヤノン(中国)上海分公司を訪れ、視察・交流を行いました。視察には、上海市総工会弁公室副主任の趙萌様も同行し、中智股份工会弁公室主任の徐旭峰、日本企業倶楽部部長の馮串紅、キヤノン(中国)華東地域首席代表の伊藤裕之様らが会談に参加しました。
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会談ではまず、中智股份工会および日本企業倶楽部から横浜市労働組合連盟ご一行に対し、事業について紹介しました。双方は、企業の雇用状況、障害者支援プロジェクト、日中企業文化、そして新たな情勢下における労使関係の構築について、深い意見交換と経験の共有を行いました。これは、両国の企業および労働組合の業務交流を強化し、日中企業間の友好的な協力関係を促進することを目的としています。また、横浜市と上海市は50年にわたる友好都市関係を築いており、現在、横浜市に本社を置く100社を超える日系企業が上海に法人を設立しています。交流の中で、中智日本企業倶楽部会員企業の会員企業の中国での多様な活動に対し、大きな関心が寄せられました。
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中智股份の視察後、横浜市労働組合連合会ご一行は中智日本企業倶楽部と智櫻会のダブル会員であるキヤノン(中国)上海分公司を訪問し、交流しました。
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まず、キヤノン(中国)の伊藤裕之華東地域首席代表が、一行の来訪に対して熱烈な歓迎の意を表するとともに、自身と横浜市との特別な思い出について情熱的に語りました。かつて横浜に住んでいたことや、今年5月の休暇には現地で野球観戦を楽しんだことなど、的場執行委員長らと非常に親しく交流しました。続いて、キヤノン(中国)華東地域本部渉外戦略部の栄奕文総経理が、同社独自の企業文化と従業員ケアの取り組みについて紹介しました。キヤノンは、革新と従業員の成長を重視しており、スマートオフィス環境の構築によって、従業員の創造力と仕事への意欲を高めています。また、キヤノン(中国)財務戦略本部高級経理、キヤノン(中国)工会副主席の周俊峰主席は、従業員の帰属意識やチームの結束力を強化するために、さまざまな工会活動を積極的に企画・実施していることを紹介しました。横浜市労働組合連合の代表団は、キヤノン(中国)の従業員の権利保護やキャリア形成支援の取り組みについて、活発な意見交換を行いました。
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今回、上海市総工会は横浜市労働組合連盟とともに、中智股份およびキヤノン(中国)に対する視察を実施することで、中日双方は労働組合活動の分野における理解を一層深めるとともに、今後の企業サービスや従業員ケアなどの分野における協力の基盤を築くことができました。双方は今後の業務においても引き続き交流を強化し、中国における外資系企業と従業員の共同発展を共に推進していくことに期待を示しました。
会談には、中智股份工会諮詢主管の胡玥、中智日本企業倶楽部高級経理の陳亮、キヤノン(中国)華東地域本部渉外戦略部の宣佳妮様が参加しました。今回の交流活動は、中日双方の相互理解を深め、経験を共有する貴重な機会となり、各方面からも高い関心が寄せられました。今後も中智日本企業倶楽部・智桜会は、中日両国の多分野にわたる交流および在中日系企業の安定的な発展を積極的に支援してまいります!