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上海リンナイ《職業化素養底上げ総合研修》を開催(2025年7月4日)

报告文(中文)

 近ごろ、中智日本企業俱楽部・智櫻会の移動講座が会員企業である上海リンナイ有限公司を訪れ、上海リンナイの若手社員、管理職候補生、インターン生55名を対象に《職業化素養底上げ総合研修》講座を開催しました。



 開催に先立ち、上海リンナイ人的資源部の馬偉紅部長が本研修の趣旨についてご挨拶されました。


 講師は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約講師の袁星芳先生が務めました。

 講座の冒頭、職業化とは何かについて取りあげ、職業化とは本能的な反応を抑え、節度と抑制力を持って行動することであると説明しました。その後、ビジネスマナーの基本について詳しく解説し、第一印象がビジネスや業務の推進において極めて重要であることを参加者に深く理解してもらいました。


 続く「効率的なコミュニケーションの向上」セッションでは、袁先生が実際の職場事例を交えながら、「報告・連絡・相談(いわゆる報連相)」の重要性について分かりやすく説明しました。「報連相」が業務効率やチームワークに与える影響の大きさを指摘し、参加者の深い思考を促しました。さらに、「報連相」の具体的な技法にも踏み込み、特に「報告」はビジネスパーソンの基本的な義務であると強調しました。さらに、報告対象の明確化や適切な報告手段の選定といった実践的なポイントについて、事例を通して紹介しました。また、質問を活用してタスクの内容を正確に把握し、認識のズレによるミスを防ぐ方法についても共有しました。


 3時間にわたる学習を経て、参加者たちは職業化、ビジネスマナー、そして「報連相」による効率的なコミュニケーションの重要なポイントをより深く理解し、今後の業務に積極的に活かし、職業化とコミュニケーション効率を向上させたいと意欲を示しました。


 最後に、馬偉紅部長は、今回の研修に参加した若手社員、管理職候補生、インターン生に向けて、上海リンナイ董事総経理の北田氏がメッセージを寄稿された、中智日本企業倶楽部・智櫻会発行の『人Hito──日系企業経営者・管理者語録』の内容を紹介し、「AIの普及は決して恐れるべきものではなく、AIを使いこなせる人材になることが重要です。今回の研修に参加した管理職候補生は、当社にとって重要な次世代の幹部人材であり、AI時代をどう受け入れ、活用していくかを考える必要があります」と語りました。


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