ホーム > HRニュース > 中国HRニュース> 業界動態(2025年8月)

業界動態(2025年8月)

 

  【ドローン群飛行プランナーなど新職業が登場!95の国家職業基準が意見募集】

新たに多くの職業が独自の技能評価基準を持つことになる。先日、人力資源社会保障部は95の国家職業基準を公表し、広く社会から意見を募集した。その中には「ドローン群飛行プランナー」「整理収納アドバイザー」「仮想現実(VR)製品デザイナー」など多くの新職業が含まれている。7月22日、人力資源社会保障部は正式に第7弾となる新職業を発表し、17の新職業と42の新工種が追加された。その中には「ドローン群飛行プランナー」「リフォームコンシェルジュ」「労災予防コンサルタント」「電子回路設計士」「室内環境管理士」などがある。2019年に新職業情報公表制度が確立されて以来、中国では累計110の新職業が発表され、近年はデジタル化・スマート化・ネットワーク化・グリーン化に関連する多様な職業が次々と登場している。

 

  【増値税発票データ:上半期の全国企業売上収入は安定成長】

8月4日、国家税務総局が発表した増値税発票データによると、今年上半期、全国企業の売上収入は安定的に成長を維持し、多方面で明るい兆しが見られた。製造業は安定しつつ質の向上を遂げた。国家の税費優遇措置や関連政策の強力な推進により、上半期の製造業売上収入の伸び率は全国企業全体よりも1.5ポイント高く、経済成長を支える重要な柱となった。また、新しい生産力の育成が加速し、上半期におけるハイテク産業の売上収入は前年比14.3%増と引き続き高い成長を維持し、イノベーション産業の持続的拡大を示した。

 

  【江蘇省:延べ5.98万人の大学卒業生が技能研修に参加】

大学卒業生など重点対象者に向け、江蘇省の人力資源社会保障部門は「求人需要+技能研修+技能評価+就業サービス」の一体型プロジェクト方式による研修を奨励している。現在、省内119の技工学校が2700社を超える有名企業と提携し、23の特色ある産業連盟を結成している。5月末時点で、江蘇省は大学卒業生向けの補助金付き職業技能研修を延べ5.98万人分実施し、補助金総額4196万元を支給した。