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2月24日---【「智恵の車座」—「課長塾」OB座談会】開催のご報告
さる2月24日(金)、課長塾第一期修了生を対象にした「課長塾OB座談会」を、中智上海会議中心で開催しました。
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卒業から半年近くが経ち、課長塾で学んだことをそれぞれの職場で実践する中で、活かしきれていない事や、新たな課題の発見があったと思います。そこでもう一度修了生が集まり、職場での課題を洗い直していただくために、今回のOB座談会を企画しました。
今回の司会進行役を務めるため、課長塾の石塚健一朗塾長が日本から参加しました。
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座談会には、修了生だけでなく、見学希望者も参加し、3つのグループに分かれて「智恵の車座」という課題解決のワークショップを行いました。
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智恵の車座とは、参加者が順番に1人が相談者、残りがサポーター(質問者)となり、職場で抱えている課題を発表して、中智のスタッフや参加者同士の質問のシャワーで本当の原因を掘り出してく方法です。
相談者からは、「会社の平均年齢が高く、若手がリーダー経験を積めない。」「主担当の部下がメールにCCを入れてくれない。」「年上の部下に対する指示方法が難しい。」「工場での4S実施効果が薄く、部下からの改善も少ない。」などの課題が発表されました。
それらの課題に対してサポーターが、次々に質問をしていきます。質問の後、サポーターは相談者が抱える「問題の本質」を直感で伝えます。
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相談者は、サポーターの声を聴いて、改めて自分の問題を再設定します。その後、相談者を外してサポーターだけで無責任かつ自由に解決策を議論し、その間相談者は背を向けて議論だけを聴きます。
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最後に、相談者は車座の中に戻り、サポーターの議論を参考に自ら納得のいく解決策を考え発表しました。
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途中休憩をはさみ、約3時間のワークショップ終了後に、修了生から課長塾について、「新しい事が出来るようになった反面、新しい課題も見えてきた。」「課長塾の実務経験豊富な講師による講義は、実践的で非常に役立っている。」「自分の抱えていた悩みは、実は他のミドルマネージャーも同じように抱えている事がわかり、勇気付けられた。」などの感想を発表していただきました。
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続いて、石塚塾長は課長塾について単なる座学の研修ではなく、異業種の人や異なる国の人と一緒に交流する事で、新たな化学反応を促すことが目的であると述べました。
最後に、日本企業倶楽部の馮串紅部長から、参加者の皆様へのお礼と、5月開講予定の第2期課長塾の告知を行い課長塾OB座談会は終了しました。
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今年の第2期課長塾は、昨年に続き新将命先生をメイン講師にお迎えし、3日間の日程で5月中旬ごろの開講を予定しています。在中日系企業も新しい年度が始まり管理職研修のニーズが最も高い時期に、中智と日経BP社より、皆様に「リーダースタイル」を確立し、個と組織のマネジメントを学ぶ場をご提供致します。課長塾に関するお問い合わせは、中智日本企業倶楽部までご連絡下さい。