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9月26日---2019年第18講 総第155講《よくある日本語の間違い分析(一)---よくある日本語の誤用例と修正》開催のご報告

 

  9月26日(木)、中智日本企業倶楽部・智櫻会ビジネス日本語力の底上げシリーズ講座の第4講《よくある日本語の間違い分析(一)---よくある日本語の誤用例と修正》セミナーを市内の会場で開催しました。


  今回のセミナーには、帝人商事、堀場儀器、ミズノ、リクルート、イオン、バンドー、鹿島建設等の会員企業からご参加いただきました。

  開催に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会諮詢顧問の邹莉から、2019年会員セミナー「ビジネス日本語能力の底上げ」講座の説明をしました。

  皆さんはこの様な経験はありませんか?仕事で日本語を話す時、母国語の影響をよく受ける。語彙不足や日本語能力不足等の理由で流暢に日本語が話せない。時々自分の表現に問題があると分かっていてもどう直せばよいか分からず、仕事に影響してしまう。この様な課題解決のサポートをするため、今回のセミナーを企画しました。


  セミナーの講師は王建明先生が担当しました。王先生は80年代に上海外国語大学で日本語を専攻し、日本の著名校で修士号を取得、大学講師や同時通訳を務めた後、上海工程翻訳協会理事、上海通訳資格試験評議委など多くの職務を務めるなど、30年にわたり中日言語による交流事業に取り組んでこられました。


  シリーズ第4回目となる今回の講義では、間違いやすい日本語表現の分析とその改善方法について解説しました。

  講義のはじめに、日本語の文章を中国語に、中国語の文章を日本語に翻訳するテストを行い、翻訳する際のポイントについて分析を行いました。


  その中で、王先生は記号を正しく使うこと、先に中国語の意味を理解した上で翻訳し、翻訳できない中国語はそのまま使わないことが大切であると指摘しました。


  続いて通訳する際に必要な語学力について解説しました。その中で、日本語の文章でよく用いられる符号とその意味、日本語の語順等について確認しました。最後に、翻訳手法の重要性について確認して講義を終えました。

       


 


 

  半日間の集中的な学習を経て、今回の《よくある日本語の間違い分析(一)---よくある日本語の誤用例と修正》特別講座は盛況のうちに終了しました。受講生たちは、正しい翻訳の難しさを改めて理解しました。

  中智日本企業倶楽部・智櫻会では、今後も引き続きビジネス日本語力の底上げシリーズ講座を開催して参りますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。


【講義の趣旨】

  日本語の学習と交流においては、自身の日本語能力や母国語の表現慣習など様々な要因から、知らず知らずのうちに間違った表現を使っているケースをよく目にします。
  日系企業に勤める中国の従業員にとって、日本語でコミュニケーションを取る必要がある時、もし彼らが正確で確かな日本語を話せなければ、相互理解の妨げとなり、業務の進行に影響が出るだけでなく、社内のコミュニケーションはもちろんお客様との交流の際にも影響を及ぼす可能性があります。また、会員企業の従業員の皆様からは「日本語の表現に不正確な単語や、純中国語的な思考等に問題があることは認識しているが、具体的にどこを修正し改善すべきなのかが分からない。この難題をクリアできなければ、間違いが一生分からないままになってしまう」というお悩みの声をよく耳にしています。
  中智日本企業倶楽部・智櫻会「ビジネス日本語力底上げ」シリーズ講座では、9月に「よくある日本語の間違い分析(一)」と題した講座を開講致します。日本語のコミュニケーションにおいてよく見られる間違いについて、専門的角度からその原因を分析し、正しい表現をするための考え方を学びます。日本語の学習において強化すべきところ、改善すべきところを示し、会員の皆様の日本語能力を総合的に向上させます。
  中智日本企業倶楽部・智櫻会「ビジネス日本語力底上げ」シリーズ講座は、技能学習、方法提示、経験指導を三本柱として、日常の実践的なビジネス素材をもとに、専門的知識を背景として日系企業を熟知し高い実績を持つ講師が自ら指導を行います。在中日系企業の問題解決と、実践力の向上にぜひお役立てください。


【講座の収益】

  1、日本語での表現によく見られる誤りについて知り、正確で専門的な日本語表現を学べます。
  2、自身の日本語表現における問題点を理解し、改善すべき方向性を明確にできます。


【講義内容】

  1、間違った日本語の表現の分析
  2、翻訳手法の重要性の再認識
  3、通訳するための語学力