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4月23日---《疫病による企業と人の変化と対策―――中智日企智櫻会異業種交流会》開催のご報告

報告文(中文)

  4月23日、上海市内において「疫病による企業と人の変化と対策――中智日企智櫻会異業種交流会」を成功裏に開催しました。

  これまで経験したことのない全世界的な新型コロナウイルスの疫病流行に対して、皆が一致団結して対抗しなければなりません。今回の交流会を通じて、上海にいる日系企業トップの考えや、今後の発展の方向性と現在の悩みについて本音を語り合いました。


  交流会には、在上海日本国総領事館、日本貿易振興機構上海事務所、上海日本商工倶楽部、日中経済協会上海事務所、キヤノン(中国)、上海林内、日鉄軟件、上海伊藤忠商事、三井住友海上、三菱UFJ銀行、小林製薬、オンワード、森永乳業等、各業界を代表する会員企業から経営幹部の方々にお集まり頂きました。中智上海経済技術合作有限公司単為民総経理、中智上海外企服務公司張暉副総経理、中智日企倶楽部智櫻会馮串紅部長らが出席しました。




  開会に先立ち、中智上海経済技術合作有限公司の単為民総経理が挨拶を述べました。単為民総経理は挨拶の中で、中国で疫病が流行していた最も困難な時期に、日本の皆様が励まし、愛と希望を与えてくれたことに感謝を表し、心に刻み続けると述べました。疫病時間中、中智上海公司は速やかに中国政府の「六つの安定」措置に対応し、疫病と戦う前線を支援すると同時に、中智の専門とサービスにおいても積極的に有効に行動し、企業と社会の円滑な営業再開を支援してい続けています。最後に、「日本が疫病に打ち勝つことを衷心よりお祈りし、中日経済の互恵のかけ橋を大切に守って参ります。本日の交流会の円満な成功をお祈り致します。」と述べ挨拶を締めくくりました。


  続いて、在上海日本国総領事館の和仁 一紘領事からご挨拶をしていただきました。和仁領事は、中智日企倶楽部の日系企業に対する様々な支援に対し感謝を示し、特に疫情期間中において、中智からの正確で迅速な日本語政策情報の発信に加え専門家による解釈やアドバイスは、領事館としても非常に参考になったと述べられました。そして、疫情期間中に領事館が行ってきた中日系企業に対する支援を紹介し、特に日中製造業の関係の深さを改めて感じたと感想を述べられました。一足先に中国では復工が始まっているが、在中日系企業が円滑に営業再開できるよう引き続き支援をしていくと述べ、当会の成功を祈り挨拶を締めくくりました。


  講座タイムでは、初めにジェトロ上海の小栗道明所長より『華東区日系企業の現状と最新経済ビジネス動向』をテーマにご講演をいただきました。講演では、疫情発生からの日系企業の状況を時系列で振り返り、この間の上海市から日系企業に対する様々な支援を紹介されました。続いて、4月にジェトロが発表した最新日系企業調査報告結果を紹介されました。企業の業務推進情報や企業の業務に対する疫病の影響、営業再開後の出張対応など、経済状況から企業の対応まで多岐にわたる調査結果を共有していただきました。


  続いて、中智日本企業倶楽部智櫻会の馮串紅が『疫病による人材市場の動向』をテーマに講演を行いました。講演では、中智上海と中智諮詢の人的資源市場データと企業対策データを紹介しました。人的資源市場データでは、疫病の影響による企業の経営、人材採用、昇給率、離職率等に関する最新の調査研究データを紹介しました。企業の対策に関しては、シェア従業員やBPOのニーズが急増していることを紹介し、そのメリットとデメリットについて意見を述べました。最後に、企業内の人的資源対策についての提案を纏め講演を終えました。


  交流タイムでは、各業界の会員代表にご登壇いただき、疫病の影響と対策、駐在員として困ったことや経験、さらに現在緊急に解決すべき課題等について共有していただきました。グローバル企業を代表し、佳能(中国)副総裁 華東区総代表の山崎 学 様、製造業を代表し、上海林内董事総経理の西澤 勇生 様、IT業を代表し、日鉄軟件(上海)董事長 の岡田 康裕 様、商社代表として上海伊藤忠商事の董事総経理 水谷 秀文 様、保険サービス業の代表として三井住友海上火災保険(中国)の董事長 伊藤 幸孝 様、媒体とイベンド業界を代表し日経BP中国社の董事長総経理 長谷川 直樹 様とADKグループ中国総経理の中居 正嗣 様、医薬日用品業を代表して小林製薬董事長の紀本 慎一郎 様、ホテル業代表として花園飯店(上海)総支配人助理兼ゲストサービス部長の寺嶋 英理子 様、東京和食総経理料理長の本多 淳一 様、エネルギー化工を代表して三菱ガス化学工程董事総経理の細見 達秀 様など、20名以上各業種の代表の方々にご登壇いただきました。最後に、上海日本商工倶楽部事務局長の中村 仁 様に日系企業の動きについて語っていただきました。


  半日におよぶ異業種交流会は、議論が続く中で閉会の時を迎えました。


  中智日本企業倶楽部・智櫻会は皆様の課題に対するソリューションの提案に務め、引き続き、皆様と手を携え、皆様と心を一つに、私たちはいつも一緒にいます。