「課長塾in上海」受講生からの声 第3期——株式会社丸山運送上海代表処 首席代表 丁超 氏 (2017/7/21)

中智上海経済技術合作公司と日経BP社は共同で、在中日系企業のミドルマネジャーを対象とし、管理能力向上と経営理念を学ぶ日本語の研修である「課長塾IN上海」を企画開催しました。
去年7月の開催後、参加企業と多くの在中日系企業から強い要望をいただき、今年5月に上海において第2期課長塾を開催し、機械製造、情報技術、貿易、物流等各業界の有名日系企業から受講生を御派遣いただきました。
日常管理業務における課題は何か?課長塾で学んだ事を、職場に戻ってどの様に活かしているか?課長塾をより理解していただくため、受講生の皆さまの声をシリーズでお伝えします。

第3回目は、「課長塾IN上海」第2期を受講した株式会社丸山運送 上海代表処の首席代表 丁超様の感想をお伝えします。


 

●物流会社上海代表処の首席代表として2年目の丁超様。

これまでミドルマネジャーとして、どの様な課題を抱えていましたか。

———人材育成、新規顧客開発、スタートアップチームの構成をどう作るか。

課題の解決のために、自分にどのようなスキルを身につけることが必要だと思いますか?

———問題解決意識、リーダー意識を身につけること、「使命感」と「情熱」を持ち続けること。


丁超様仕事中の風景   

課長塾の特徴である日本人幹部と中国人幹部の異業種・異文化交流を経験し、何を学びましたか。

———メンバー同士の距離感が近く講義時間外も常に情報交換を行う事が出来て、異業種の方々からとても良い刺激を受ける事が出来ました。その中、生産・業務プロセスの測定・分析の考え方がとても強い印象を受けました。

課長塾を受講して、役立ったポイントを教えて下さい。

———問題意識を高く持ち、その解決に挑み続けるモチベーション。遠慮なくSPEAK OUTできました。現段階、理想と現実を繋げる目標設定の仕方、方法、幅広深掘型に進化すること。部下の「把握可能感」「処理可能感」「有意味感」を高めること。経営者の発想を常に持ち、リーダーとして方向性を示す事が必要(理念+目標+戦略)。自分なりのリーダー像を具体的にイメージ出来た事は非常に大きい事でした。

日系企業のミドルマネジャーとして、上司に言いたいことをひと言でまとめて下さい。

———上司へ「部署目標を共有し、問題解決に向けてもっと部署内のコミュニケーションを増やしたい。」


丁超様課長塾受講中の風景   

将来サラリーマンとして成し遂げたい事、マネジャーとしての目標を教えて下さい。

———自分自身のバージョンアップのため、普遍的ビジネス能力などグングン伸ばし、点火型のビジネスマンとして活躍したいです。

今後受講してみたい課長塾のテーマやジャンルは何ですか。

———部下育成、マネジメント術。


丁超様修了書受領の風景   

中智からのコメント:丁様は今回の課長塾で最年少の受講生でしたが、熱心に新先生の発言をメモにとり、ディスカッションでは、最初に手を挙げて発言するなど、積極的にSPEAK OUTされ他の受講生に点火する役割をしていました。 現在上海代表処の首席代表として、部下を募集中とのことなので、今回課長塾で学んだことがこれからの仕事できっと役立つことでしょう。今後も点火型ビジネスマンとして活躍されることをお祈りします!