ホーム > 2017年5月17日~5月19日----中智上海と日経BP社共同事業「課長塾IN上海」第2期研修開催

『中智上海と日経BP社共同事業「課長塾IN上海」第2期研修開催のご報告』

 中智上海経済技術合作公司と日本経済新聞社旗下の日経BP社との共同企画「課長塾IN上海」研修プロジェクト第二期が、5月17日より19日まで上海市天平賓館で無事開催されました。

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」新将命。2017年「課長塾in上海」にて。

  日経BP社と中智は多方面でコラボレーションを展開してきました。そんな中、管理職向けのハイエンド研修カリキュラム「課長塾」が中智を通じて中国でも催される運びとなり、2016年に開催された課長塾第1期研修は無事成功裏に終わりました。

  

  今年2月、日本経済新聞社旗下である日経BP社執行董事の藤田憲治氏、経営メディア本部長石塚健一郎氏、日経BP社(中国)総経理谷口徹也氏らが中智上海公司を訪れ、中智上海公司総経理単為民氏、副総経理徐伊文女史、同じく副総経理滕政氏、日企倶楽部部長馮串紅女史らと共に会談し、双方が今後も協力関係を深め、資源を共有し、日本の著名経済メディアである日経BP社をメディア拠点としてブランドの確立に努めると共に、中智上海公司は「対外経済進出戦略プロジェクト」をより研究調査し、多方面で日経BP社側と協力関係を展開していくことを確認しました。

日本経済新聞社旗下である日経BP社と中智上海公司は、今後双方努力し、相互の資源を共有し、日本の著名経済メディアである日経BP社をメディア拠点としてブランドの確立に努めると共に、中智上海公司は「対外経済進出戦略プロジェクト」をより研究調査し、多方面で日経BP社側と協力関係を展開していくことを確認しました。

  中智と日経BP社双方の上級管理職による積極的な推進の下、今年5月に開催された「課長塾IN上海」研修第2期は無事成功裏に終わりました。

  研修では、まず中智上海経済技術合作公司副総経理の徐伊文女史が主催者挨拶を行い、「中智は国務院国資委直属企業唯一の全国的人的資源サービスを専門とするグループ企業であり、企業67,000社の187万名を超える中間職、上級職の技術管理者や従業員へ人的資源分野の専門的サービスを提供しています。日系企業の皆様へより良いサービスを提供するために、中智上海公司では日企倶楽部や智櫻会を設立し、在中日系企業のあらゆる問題の解決をサポートして参りました。特に従業員の研修においては一定の実績を上げています。

  中智は日経BP社との提携を通じ、昨年上海にて第1期課長塾研修を開催しましたが、参加者の皆様からは、研修後の業務で上司から認められるようになった、と良い反応が帰ってきており、今回も多くの企業より再びご参加頂いております。課長塾では毎回、丹精込めてカリキュラムの作成に当たっており、質の向上に余念がありません。

  課長塾自体が、日系企業の『匠の精神』を体現したものであると言えるでしょう。中智公司は上海での課長塾事業に全力を尽くします。私たちは、より多くの日系企業が課長塾に参加し、日系企業の中間管理職の皆様にとって課長塾が能力向上に最良の選択だとされることを期待しています」と述べました。

  続いて、日経BP社を代表し「課長塾」塾長の石塚健一朗氏より「課長塾」事業の紹介がありました。日本全国のほぼ各地方の大企業が、多くの優秀な管理職を育成すべく今回の課長塾研修に参加する中、石塚氏は、中智上海公司との連携を通じて、在中日系企業の優秀な管理者の養成に尽力したい、と語りました。

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  今回の課長塾第2期研修は3日間の日程で行われ、前半は新将命先生が、後半は生田洋介先生が講師を務めました。

  新先生は企業管理と従業員の成長についての理論をユーモアを交えて分かりやすく解説し、参加者たちと討論を深めていました。新先生は、業務能力と個人の素養品格の高低を元に、企業内の「ジンザイ」を、業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」の4つに分類しました。

  これら4つの単語は日本語での発音こそ同じですが、能力や素養の企業に対する影響は千差万別です。新先生は興味をそそるような講釈で、参加者へ企業経営の原則とは何か、人の原理原則とは何かを考えさせていました。

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  第2期研修には、機械製造業、情報技術業、貿易業、物流業等の在中有名日系企業から多くの参加者が集いました。参加者たちは新先生の指導の下、情熱的な様子で研修に取り組んでいました。彼らは真剣な考察、活力ある討議、積極性によって管理業務における重要ポイント解決の突破口を見出し、管理者としての素質の高さを示していました。

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  

  研修の後半には日本の著名コンサルタント生田洋介先生による講演が行われました。新先生の理論や原理原則を学んだ後、参加者たちは生田先生の指導の元、「リーダーシップと実効的な組織構築」の理念を体感していました。

  組織の構築を通じてあるミッションを完成させる、という実践的研修を経て、生田先生は参加者たちを一同に集め、ミッションの遂行中に実感したことなどを皆で話し合わせました。参加者たちはこの交流の中で、組織構築、人材配置、人材の組み合わせ、ミッション完成までの時間制限や時間配分、部署間の連携など、ミッション遂行ゲームと実際の仕事との共通点について大いに語り合っていました。

  ミッション遂行研修は参加者たちによる組織編制の検証であり、日常業務の縮図でもあります。最初の失敗の後、参加者たちは皆で座り込み、真剣に目標未達の原因を検討し、相互コミュニケーション中のミスを反省した上で、より良い方法を何度も模索していました。

  参加者たちは目標を明らかにし、万全のコミュニケーションをもって何度も実践を重ね、最後には各ミッションで非常に優秀な成績を収めるに至りました。皆が一つの目標に向かって、実践を繰り返す姿は、日系企業の匠の精神を体現したかのようでした。ミッションを遂行した後、皆は声を上げて抱き合って喜び、深いコミュニケーションと緻密な協力により目標を達成する喜びを味わっていました。

  参加者たちは最後に小グループに分かれ、活動内容をまとめ発表していました。理念と目標を明確にし、一つの方向に向かって協力し合い、コミュニケーションを密にして感動を共有する。これこそが、皆が認める優れたチームを結成するために最も必要な要素であると言えるでしょう。

  
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて

  3日間に渡る研修を経て、参加者たちは、管理者として当然具えるべき経営と人の原理原則を学び、組織の構築と管理を実際に体験するとともに、自身に不足している部分と改善すべきポイントをはっきり意識していました。優秀な講師の教えを高い素質を持つ参加者が学び、「課長塾IN上海」第2期は名実共にエリート養成の場でした。参加者たちが課長塾でそれぞれに学んだことは、実際の業務に生かされることでしょう。また将来の業務において更に学び得たことも、多くの人とシェアして欲しいと願っています。

  「課長塾IN上海」研修プロジェクトでは、これからも上級管理者たる日本国籍の駐在員や、日系企業の現地化の過程にあって積極的に日経企業の経営管理に関わっている中国国籍の従業員へ高品質な管理者訓練を提供し続けていきます。中智は今後も日経BP社との提携を深め、「課長塾IN上海」研修プロジェクトも、今年下半期に半日と一日の短期養成講座の開講を予定しています。この課長塾が、在中日系企業のあらゆるニーズにマッチし、より多くの日系企 業管理者の参加を呼び込んで、日系企業管理者に再成長の揺り籠として愛されて欲しいと、私たちはいつも考えています。

     
業務能力と個人の素養品格の高低により、企業内の「ジンザイ」は4つに分離される。業務遂行能力と人格を備えた「人財」、仕事はできるが上司の命令に従うだけの「人在」、人格は良いが仕事についてはより訓練が必要な「人材」、業務遂行能力に欠け人格的にも良いとは言えない「人罪」。新将命。2017年「課長塾in上海」にて