ホーム > クローズアップ > HR人物インタビュー VOL.1 中智上海経済技術合作公司 王 慧 副総経理

グループ間の連携で広範なHRサービスを提供


中智上海経済技術合作公司
王 慧 副総経理

 人的資源管理メディア大手のHRootがさきごろ発表した「2010年グローバル/ヒューマンリソース(人的資源)サービス機関ベスト50」で中智が第10 位にランク入りした。同サービス分野における多極化時代の始まりを中智のランク入りは告げているといえる。中智グループの強みを中智上海経済技術合作公司 王 慧 副総経理が語った。

 「中智グループの優位性は、日本分社と上海との間はもとより、域内外の連携による対応を可能としていることです。現在、中智上海は中智グループ の国内における二大業務アウトソーシングセンターの一つとなり その業務範囲は76カ国と地域に及んでおり、28万社あまりの国内外企業に58万人もの社 員を派遣しています」

 「日本語による情報発信体制も充実しています。ウェブサイトもすでに日本語化(www.ciicshjp-hrm.com)し、中国ビジネスの動態とHR市場の動向をタイムリーにお伝えしております」

 「常に新機軸を打ち出し、サービスモデルをいかに充実していくべきかに中智は知恵をふり絞っています。欧米企業が採用するサービスモデルを機械 的に当てはめるようなことは避けました。豊富な経験をもとに、日本企業のために、日本企業に合ったサービスモデルを構築したのです。現地市場と文化への理 解を増し、より顧客ニーズに合った商品を提供できるようになっていったと自負しています」

 「近年では、卓越した人材をお客様に派遣していくことはもとより、人事代理、福利厚生プラン、給与管理など、HR全般にわたるサービスを提供し ています。したがって、スタッフに対しては、良好な日本語能力だけでなく、誠実さ、プロ精神、辛抱強さ、きめ細かな対応を念頭に、常にパーフェクトを目指 すことを仕事の流儀、サービス精神とするように求めています。また、東京と上海、北京で各種シンポジウムを盛んに開くなど情報発信に努めています。シンポ ジウムの数は新労働法施行後、とくに回数が増えました。」