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中智グループ国家戦略を支援、国資委の呼びかけに呼応上海科技創新中心の建設に参加、上海張江臨港公司と人材イノベーションサービス試験区における戦略協議を締結 (2017年8月28日)

 2017年8月28日、上海市は第三次産業への全力支援と国家戦略の実現を目的として、国務院国資委、上海市政府による世界的影響力を有する科学的イノベーションセンター設立促進会議を同市内で開催しました。大会には、中共中央政治局委員、上海市委書記の韓正氏が出席し講演を行いました。また、国務院国資委肖亜慶主任は講演の後で、上海市委副書記で上海市市長の応勇氏と「国務院国資委、上海市政府共同による世界的影響力を有する科学的イノベーションセンター設立促進戦略協力協議」に署名しました。

  

 中智グループからは王旭董事長が大会に出席し、中央企業を代表して上海張江臨港投資開有限公司と「上海科創中心人材イノベーションサービス試験区建設」に関する戦略協力協議に署名しました。臨港地区の開発は、上海市の産業構造の転換し、上海市全体の戦略的位置づけを改善し、上海市の「4大センター」や世界的な影響力を持つ科学技術イノベーションセンターの建設を支援することを趣旨としています。同地区独特の優位性から、臨港地区は浦東新区の試験区としては最適な地域であると言えます。自由貿易区による大きな効果から、自由貿易制度による革新的成果の吸収や国家戦略実現の一助となることが期待できます。

  王旭董事長は、「中智グループは中央企業唯一の人的資源及びこれに関連する知的サービスを提供する企業であり、三十年間の高度成長において蓄積された豊富な経験を有しています。また、10年連続して中国人的資源サービス業のリーディングカンパニーとなっており、サービス提供企業は8万社、雇用従業員数は180万人に達しています。2016年の中国企業500強ランキングでは248位に入賞し、業務規模、サービス範囲、サービスの品質共に最高規模の全国的グループ企業です。中智上海経済技術合作公司(略称「中智上海公司」)は1993年5月に設立された、中智グループ中でも最大の経営規模と収益を誇る子会社であり、長年に渡り高い成長を続けてまいりました。2016年までに、中智上海公司は2.5万件強の顧客企業と、74万人以上の雇用者を有しています。臨港地区は、上海科創中心の主要地区と位置づけられており、国務院国資委全体の要求に基づき、中智は早急にグループ及び中智上海公司の資源を結集し、その使命を胸に刻み、この機会に旗手を振って大いに腕を振るう心づもりであります。上海市のイノベーション促進体系の重点部分と組織全体のいち早い構築に全力を注いでいきます」と意気込みを示した。

  

 今回の戦略協力は中智上海公司が上海張江臨港投資開発有限公司と共同で「上海市科学的イノベーション人材サービス試験区」を建設し、施設の建設と国内外のハイエンド人材の誘引をリードするものです。これらは現存人材の在留率向上と産業人材構造の改善、人材マッチングの向上により、人的資源の生産性向上に重大な作用をもたらすことでしょう。また、双方は研究センター、人材誘致のプラットフォーム、産業基金の設立など7項目の「パッケージ」方式により人的資源の適材適所を実現し、人材供給の重要拠点であることから、同センターの近隣区域にもハイエンド人材が集結するようにしたい、としています。

 今回の大会には、 国家発改委林念修副主任、国务院国資委徐福順副主任、上海市委常委で乗務副市長の周波氏、市委常委で市委秘書長の諸葛宇傑氏らが出席したほか、中国核工業グループ、中国電子科技グループ、国家電力投資グループ、中国宝武鋼鉄グループ、中国輸出入銀行の担当責任者らが交流を行いました。また、中智上海公司党委書記で総経理の単為民氏、中智人力資源管理諮詢有限公司董事で副総経理、党委委員の彭平根氏らも大会に出席しています。