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【日本語版】帰省に関する防疫措置とQ&A(2021年1月21日)

報告文(中文)

1月20日、国務院衛生健康委員会衛生疾控局監察専門員の王斌氏は、国務院連予防抑制機構の記者会見で、「全国において村でのサンプリングと県での検査を実施し、検査機関はサンプルを受け取ってから12時間以内に検査結果をフィードバックしなければならない。どうしても帰省しなければならない場合、帰省者は7日以内のPCR検査陰性証明を持参して帰省する事ができ、同時にこれらの帰省者に対し、現地の基層政府はグリッド管理を行わなければならない。そして、いったん疫病が発生した場合には迅速に対応できるよう、隔離場所と検査能力をしっかり準備する」と述べた。

どのように帰省者を判定するのか?どこでPCR検査証明を取得するのか?誰がPCR検査証明をチェックするのか?国家衛生健康委員会は国民の懸念に応え、関連問題について回答した。

なぜ帰省者に対する疫病予防管理を強化するのですか?

冬になってから、農村地区では散発的な症例と局地的なクラスターが明らかに増加しており現地の正常な生産と生活秩序に深刻な影響を与えています。農村地区の予防抑制能力はぜい弱で、疫病の予防抑制が難しく、特に春運期間中は帰省者が大幅に増加し、人員の流動が増大し、疫病の伝播リスクが更に高まります。現在のところ、PCR検査は新たな新型コロナ患者を早期発見する有効な手段であり、帰省者にPCR検査陰性証明の取得を要求することで、疫病が農村に伝播するリスクを効果的に低減でき、皆さんが健康で平安な春節を過ごせるよう保障できます。

防疫方案にある帰省者にはどの様な人が含まれますか?

帰省者とは、地方から農村地区へ帰る者のことです。

主な該当者:一、省を超えて帰省する者。二、同じ省内の中高リスク地域にある市からの帰省者(中高リスク地域内の者は原則として移動しない)。三、同じ省内で輸入冷凍食品を扱う従業員、港で直接に輸入貨物に接触する従業員、隔離場所で働く者、交通運輸機関の従業員等の重点グループ。

どこで帰省前のPCR検査陰性証明を取得できますか?

帰省者は出発地又は目的地のいずれかにあるPCR検査資格を有する医療機関、疾病コントロール機構又は三者の検査機関で検査を行い、7日以内のPCR検査陰性証明又は7日以内のPCR検査陰性情報を含む健康通行コード「グリーンコード」を持参して農村地域に帰ります。

誰がPCR検査陰性証明のチェックを行いますか?

帰省者は、帰省前に現地の村民委員会に報告し、帰省後に村民委員会で7日以内のPCR検査陰性証明又は7日以内のPCR検査陰性情報を含む健康通行コード「グリーンコード」のチェックを受けます。

帰省の際にPCR検査陰性証明の持参が必要になるのは、いつからですか?

PCR検査陰性証明を持参しての帰省は、1月28日の春運開始後から、3月8日の春運終了まで実施します。

PCR検査陰性証明を持参して帰省した後に隔離は必要ですか?

PCR検査陰性証明を持参して帰省した後に隔離は必要ありませんが、14日間の在宅健康監測が必要です。体温、症状のチェックをしっかり行い、不必要な外出や集まりをひかえ、外出時には個人防護をきちんと行い、帰省後7日目と14日目に各一度のPCR検査を受けます。

帰省が14日間に満たない場合、実際の帰省期間に基づき、在宅健康監測とPCR検査を要求します。

各地方ではどの様にこの政策を実施しますか?

各地方は現地の実情に基づき、国家の政策に合わせて農村地区の範囲を確定し、本省の実施細則を制定し、関連サービスを提供します。