ホーム > 2015年新年会> 2015年3月20日----2015年中智日本企業倶楽部新春講演会・賀詞交歓会

『2015年中智日本企業倶楽部新春講演会・賀詞交歓会ご招待のご報告』

 去る3月20日、中国国際技術智力合作公司の主催にて、ガーデンホテル(花園飯店) 百花庁において、「2015年中智日本企業倶楽部新春講演会・賀詞交歓会」が開催されました。

  

会場風景

 
■ 開会先立ち、主催者を代表して、中国国際技術智力合作公司グループの王慧副総経理よりご挨拶がありました。

  

  開会に先立ち、中国国際技術智力合作公司グループの王副総経理から主催者を代表して、来賓の方々への挨拶を述べました。挨拶の中で、日中両国間の「深い交流と共存共栄関係」について触れ、日中間の交流が絶え間なく拡大し両国の関係は、相互に進化している証しだと指摘しました。   

  次に、2014年の中国経済の状況について振り返った後、2015年の中国経済は、「新常態」(ニューノーマル)の段階へと入り、全面的改革の深化という大きな任務へ取りかかろうとしており、この様な変化の中で、直面している問題を解決するには、中国の社会環境や法律政策動向、市場環境を正確に理解し、適切且つ素早く正しい策を出すことが必要であると訴えました。

  最後に、中智グループの紹介と、数々の受賞報告を行い、中智は2015年もより高い水準のサービスを目指し、お客様の為にいち早く正確かつ有力な情報を提供し、ビジネス環境の変化に対し適切な対策をご提案する事で、日系企業が中国で力強く発展できることを全面的にサポートしていきたい旨を表明し、挨拶を締めくくりました。  

   

王副総経理のご挨拶風景1


王副総経理のご挨拶風景2

 

 
■ 来賓の方々を代表して、在上海日本国総領事館の岡田健一首席領事よりご挨拶がありました。

  

  続いて、来賓の方々を代表して、在上海日本国総領事館の岡田健一首席領事から、ご挨拶を頂きました。 

  冒頭、中智グループ王副総経理に対して敬意が表明されると共に、来賓の方々へのご挨拶があり、中智は、中国における人材分野で第1位の中国を代表する国有企業として、豊富な経験と実績を踏まえ、給与データや人事制度のコンサルティング等様々なサービスを提供しており、本日、多くの日本企業が出席しているのも日頃から培われてきた信頼関係の証しだと述べられました。   

  そして、中国では、先般の全人代政府活動報告において、改革の深化、構造調整の進行なくして、安定した発展はないという、改革に向けた強い意思か示されたことを紹介されました。このような改革の深化に伴い、ビジネス環境も日々刻々と変化しており、日本企業においては、よりメリハリのある人事制度の構築を含め、この様な事業環境の変化にマッチしていくことが必要であり、今後中智の果たす役割が益々高まるであろうとの展望を示されました。そして、中智が、今後とも満足度の高いサービスが提供することで、日本企業の益々の信頼を獲得し、日中の経済関係の更なる緊密化に大きな貢献をすることを期待するとのお言葉を頂きました。   

  また、在上海日本国総領事館としても、日中関係の基盤である日中経済関係の緊密化に向けて更なる尽力をし、日本企業支援を最優先任務として位置付けていることを表明され、最後に関係者への謝意と、参加者の健康とビジネスの発展を祈念して挨拶を締めくくられました。   

   

岡田首席領事のご挨拶風景1


岡田首席領事のご挨拶風景2

 


■ 講演会では、オンラインを活用した人的資源サービスを紹介しました。

  

  中智上海外企服務公司日本サービスセンター経理の鄭豈凡から「オンライン時代の新体験」、というテーマで講演が行われました。講演では、中国でもインターネットが急速に浸透していることに触れ、人的資源の管理にもインターネットを活用することの重要性を指摘しつつ、人的資源アウトソーシングの最近の趨勢及び、人的資源サービスモデルについて解説がありました。   

   

「オンライン時代の新体験」講演


鄭豈凡による講演

 

 
■ 続いて中智日本企業倶楽部の2014年度活動報告を行いました。

  

  続いて中智日本企業倶楽部部長の馮串紅から活動報告を行いました。2014年に開催した会員向け公開セミナーについて、人事労務に関するセミナーを10回、駐在員を対象とした異文化コミュニケーションを3回、社員教育シリーズを7回等、合計25回のセミナーを開催したことを報告しました。   

  次に、経営者へのインタビューについて報告しました。2014年は、上海の有力な日系企業11社の経営者に対してインタビューを行い、経営に関する事、人事管理のご苦労や人事管理の面で工夫されている事などの生きたご経験や、中国ビジネスの展望をテーマとして、総経理の思いを率直に語って頂いた事に改めて感謝を述べました。インタビュー記事は、毎月約6千人に送信しているメールマガジンとホームページに掲載していることを紹介しました。   

  さらに、人事労務コンサルティングサービスについて、日々頂く多様な人事労務に関する相談に対して、単に法律面からのアドバイスだけではなく、会員企業様の社内状況を把握した上で、会員企業様の経営陣の考え方やそこで働く従業員の気持ちをより良く理解し、円滑な関係を構築できるようなアドバイスを心がけていると述べました。また、去年から行っている日系企業を対象としたヒアリング調査について紹介し、ご協力企業への感謝と今年もご協力頂くことをお願いしました。   

  ゲスト紹介では、セミナー講師を代表して、盧文軍先生にご挨拶を頂き、セミナーで印象深かったエピソードを紹介して頂きました。続いて、会員を代表し、サクラクレパスの南本総経理、大正リポビタンの佐藤総経理からご挨拶を頂き、会員活動と日頃の人事労務に関するサポートへの感謝のお言葉を頂きました。

  最後に、中智日本企業倶楽部は、国務院傘下の唯一の人事専門企業としての中智のリソースを最大限に活用し、正確で迅速な情報発信、会員企業のニーズに合わせた研修教育、社内状況を把握したコンサルティングに取り組み、在中国日系企業にとって、困難に直面した時に頼れるパートナーであり続けたいとの決意表明で報告を締めくくりました。   

       

馮串紅による会員活動の報告


盧文軍先生のご挨拶

 

サクラクレパスの南本総経理のご挨拶


大正リポビタンの佐藤総経理のご挨拶

 

 
■ 講演会に引き続き、賀詞交歓会が開催されました。

  

  賀詞交歓会では、日本貿易振興機構上海代表処の三根伸太郎所長から乾杯の御発声を頂戴しました。乾杯に先立つスピーチでは、総領事館はじめ来賓の方々及び出席者へのご挨拶があり、日中経済に関する3つの話題に触れられ、参加された日系企業への激励のコメントを頂きました。会では、中智グループを紹介するBGV放映の中、中国からの御来賓との名刺交換による日中友好、参加者相互の新年挨拶、名刺交換、歓談など、和やかな雰囲気のうちに行われました。   

   

三根所長による乾杯の発声


賀詞交歓会風景

 

    

  2015年新春講演会・賀詞交歓会は、時折小雨の降るあいにくの天気にもかかわらず200名を超える出席者を得、成功裏に終えることができました。 この場をお借りして、御礼とご報告申し上あげます。