ホーム > 日企サロン 勉強会のお知らせ>第三講:「上海自由貿易試験区中智セミナー」 のご報告

定期セミナー・イベント

第三講:「上海自由貿易試験区中智セミナー」 のご報告

    去る4月18日(金)、弊社セミナー室にて第3回目のセミナーを開催させて頂きました

 今回は昨年来話題の『上海自由貿易試験区』をテーマに、お二人の先生をお招きし、それぞれ講義をして頂きました。

 一人目は現在上海社会科学院海外投資研究センター主任並びに上海自由貿易試験区政策研究メインメンバーの一人としてご活躍されている李小鋼先生をお招きし、『企業登記制度の改革及び上海自由貿易試験区政策の波及効果』と題し、企業登記制度改革の主な内容や「一表申告」、「一口受理」のサービス・システムに関する内容のお話を頂きました。参加者の皆様にも関心の強いテーマだったこともあり、講演後には、多くの参加者様からご質問を頂く盛況ぶりでした。

 二人目は、嘗てジェトロ(上海)、三菱商事(中国)への勤務経歴を持ち、又、上海市外国投資促進中心日本代表事務所首席代表として大阪に駐在されたこともあり、現在は上海市外国投資促進中心上席マネージャー、上海留日同学会自貿区情報交流センター秘書長として活躍されている唐勝春先生に『外国投資の新天地及び上海自由貿易試験区の最新事情』と題し、2014年版ネガティブリストの解説、CEPAと試験区政策の重ね合わせ効果、これから自由貿易試験区で期待出来るであろう業種のご紹介、等の講演を行っていただきました。

 こちらも興味深い内容での講義となり参加者の皆様の興味をひくものとなりました。

 実際に研修を受けた参加者様からは、

  「具体策は未だ不透明感は否めないが今後の期待出来る業種など具体的な情報もいただくことができ有益なセミナーだった」

  「これから投資家にとって有益な時代(株式取引の自由化)が来るとのお話が興味深かった」

  「これからの熱い業種の説明がとても興味深かった」

 など貴重なご意見を多数頂きました。

 尚、今回は日本国領事館様、JETRO様からも研修へのご参加を頂いております。

 今後まだまだ沢山のセミナー、勉強会を開催させて頂く予定をしております。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 ◆次回4月24日には『労働社保人事人才法律法規制度政策シリーズ』<<労働法規、社会保険及び労働争議処理について>>のセミナーを開催させて頂く予定です。

 各社中国人人事ご担当者様対象のセミナーとなっております。(使用言語:中国語)

 皆様のご参加ご検討の程よろしくお願い申し上げます。

 詳しい講義内容、スケジュールなどは弊社会員サービス部、もしくは営業スタッフまでお気軽にお問い合わせ下さい。


李小鋼先生の講演
(通訳を唐勝春先生が担当)1


李小鋼先生の講演
(通訳を唐勝春先生が担当)2


    

唐勝春先生の講演1


     

唐勝春先生の講演2

   【講師紹介:李小鋼氏の紹介】  

 李  小鋼(li  xiaogang)

  1958年生まれ。男性。上海財経大学卒。
  主に外国投資と中国対外投資の研究とコンサルティングに従事。(プロジェクト投資の技術経済分析を含む。)現在は上海社会科学院海外投資研究センター主任として、上海自由貿易試験区政策研究メインメンバーの一人として、社会科学院上海自由貿易試験区フォーラムの開催に参加。

下記の著書を執筆しました。
著書に、は《盈利乎、平衡乎——中国国际收支分析》、《对一千亿储备和一千亿外债的思考》、《上海市进一步鼓励外商投资高新技术产业的政策措施研究》、《物流产业发展—一体化与策略联盟》、《WTO条件下的上海咨询业发展研究》、《吸引地区总部,多一种政策选择》

      テーマ②:外国投資の新天地及び上海自由貿易試験区の最新事情

   ・企業登記制度改革の主要内容   

①上海自由貿易区:企業が利益空間を自主的に発見する新天地
②2014年版ネガティブリスト
③CEPAと試験区政策の重ね合わせ効果
④試験区での金融革新と人民元の国際化

   【講師紹介:李小鋼氏の紹介】  

 唐  勝春(tang  shengchun)

  1966年生まれ。男性。
  ジェトロ(上海)、三菱商事(中国)を歴任後、上海市外国投資促進中心日本代表事務所首席代表として大阪駐在。
現在、上海市外国投資促進中心上席マネージャー、上海留日同学会自貿区情報交流センター秘書長として、 上海自由貿易試験区と先進国(地区)の政策推進や比較研究を担当中。 著書は「中国ゆかりの地ーー日本名勝中国淵源」、「上海産業景観ガイドブック」、「日本企業の足跡めぐりin上海」などがある。