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10月28日 中智社員研修シリーズ第5回---総第18講【ビジネスマナーを学ぶ】開催のご報告

 さる10月28日(火)、2014年第18回講座を開催いたしました。
  開催場所:中智日企淮海中路培訓室(中智上海会議中心)  淮海路上海図書館前 

  今回は社員教育を担当する責任者の方、または日系企業での勤務経験が短い社員や新入社員の方を対象に、【ビジネスマナーを学ぶ】というテーマで開催をしました。         

  講師は当講座の「駐在員塾シリーズ」や「社員教育シリーズ」を御願いしている盧文軍先生が担当いたしました。
盧文軍先生には4月10日の「ロジカルシンキング」セミナーや6月13日及び8月21日の「異文化マネジメント」セミナーでも講演を御願いしております。 (盧文軍先生は東京大学・東京大学院に留学され、卒業後、三菱電機株式会社に入社し、海外戦略パートナー会社QTMW社の統括副社長に従事。その後、コマツ浙江山松の総経理に就任し、経営者として、中国現地法人における事業全般の進展を指揮してこられました。現在は上海市留美同学会留日分会 常務理事 常務副理事長として活躍されています)。   

   講義は、まずビジネスマナーを学ぶ意義と目的を考える事から始まり、基礎編として訪問、電話、会話の際のマナーなど基本的なビジネスマナーを学び、中級編としてマナーを通して自己やチーム、会社の収益アップにどう繋がるかを学びました。   

   最後に高級編として、日系企業ではどの様なマナーを必要としているのか、それは何故なのかという、ビジネスマナーのコア理念を考えました。これらは、具体的なシチュエーションに沿ってのロールプレイを通じて理解していく形ですすめられました。   

   休憩を挟んでの講義後半は、管理者の立場から、社員に対してビジネスマナーを効率よく学ばせるための方法について考え、社員だけでなく企業側の責任やどの様な事を率先して行うべきかなど、管理者としてビジネスマナーをどの様に指導すべきかについて参加者の間で議論しました。   

   講義の最後では、参加者同士で本日の研修の感想や、職場に戻ってどの様な事から実践したいかについて発表し合いました。  各社から参加された多くの受講者が、研修終了後も熱心に講師と話し合うなど、白熱した研修となりました。

 《社員教育シリーズ》では、日系企業で働く事務管理系業務の責任者様及び担当者様向けに、事務管理の専門情報に関するテーマをとりあげ、時宜に即した勉強会を今後も実現していきたいと考えています。   

 「中智日企培訓室」で実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡 しできます。お気軽に弊社担当営業もしくは弊社会員サービス部までご連絡ください。   

 尚、無料会員様並びに一般会員様には授業料として300元/人のお代金をいただいておりますが、上級会員様には無料でご案内させて頂いております。無料会員様、一般会員様の上級会員へのシフト加入も是非ご検討下さい。   

           

盧文軍先生の講議1


盧文軍先生の講議2

 

名刺交換の実習


"お辞儀”実習

 

チーム討議発表1


チーム討議発表

 

  

  【講義の内容】

 

— 「なぜ学ぶか、何を学ぶか」から、「どうやって効率よくまなぶか」まで
【研修目的:】

1. なぜ「ビジネスマナー」を学ぶかを理解させる
2,「日系企業のビジネスマナー」基礎編、中級編、高級編の枠組みを理解させる
3,「どうやって効率よく学ぶか」:従業員及び企業側がそれぞれ何をすべきかを理 解させる
★ 研修所要時間:3.5時間
【 講座概要: 】
◎第1部:
   ●なぜ「ビジネスマナー」を学ぶか?
   ・ディスカッショントピック:
   ⇒礼儀発祥の地と言われている我々の周囲がまだマナーを講じているのか?
   ⇒たとえ皆ビジネスマナーを無視すればどうなる?
   ●背景解析:今皆が置かれているマクロ&ミクロビジネス環境は何か?
◎第2部:何を学ぶか?
   ●「ビジネスマナー」の概念及びその真意とは?
   ●基礎編:訪問マナー,電話マナー,メールマナー,会話マナー etc。
   ・シチュエーション演習:訪問マナー(お辞儀&握手,名刺の渡し方,態度と表情etc.)
   ●中級篇: “意見疎通”及び“問題発見&問題発見”。
   ⇒ 自分自身、チームメンバー、会社の収益のアップにつなげる
   ●高級編:日系企業はいったいどんなマナーが本当に必要なのか?    ・シチュエーション演習&レビュー分析:
   どんな態度&行為が企業側またはお客様に受け入れやすいか?
   コア理念:
      ⇒「周囲に迷惑をかけないこと」
      ⇒「相手に不快感を与える行動を慎むこと」
      ⇒「皆が仕事をしやすいように環境を整備すること」
      ⇒「良好なチームワークを心から構築すること」
      ⇒「日々実践から習慣付けまで身に付くこと」
◎第3部:いかに「ビジネスマナー」を効率よく学ぶか?
   ●従業員側が自分自身、その周囲を新たに理解する事を努める
   ●自分自ら進んで学ぶのと上司に言われて勉強させられるのでは、よりどちらの方が効果がよい?
   ●企業側がどんな責任またはどんな事を率先しなければいけないのか?
   ビジネスマナーを身につけさせるのがどんなに大変なことか?
   (年齢層別、業務部門と内勤部門別対応も別などの裏技とは?)
◎レビュー&まとめ
   ●今日研修のなか何に心をうたれたのか?
   ● 職場に戻ってどんな事から実践し始め、変えてみようか?

 

   【講師紹介】  

    盧 文軍   
中国で生まれ育ち、大学卒業後、東京大学・東京大学院に留学。卒業後、三菱電機株式会社に入社し、海外戦略パートナー会社QTMW社の統括副社長に従事。
その後、コマツ浙江山松の総経理に就任し、経営者として、事業の舵取り(事業戦略策定、組織開発など)をし、中国現地法人における事業全般の進展を指揮してきた。
現在:
 上海中智日企人力資源管理諮詢有限公司 専属講師
上海市留美同学会留日分会 常務理事 常務副理事長