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【11月26日---総第21講【日系企業給与データKPI管理セミナー】】開催のご報告

 さる11月26日(水)、2014年第21回講座を「中智上海会議中心」で開催いたしました。

  ※中智上海会議中心:中智グループ専用研修ルーム。淮海路上海図書館前。収容人数50名可

  今回は、経営層、人事責任者の方を対象に、《日系企業給与データKPI管理セミナー》【情報の可視化――人的資源データの分析と創薪】をテーマにセミナーを開催しました。参加企業は、製造業、貿易業、IT業など多岐にわたる業界からご参加頂きました。

  講師は中智人力資源管理諮詢有限公司の日系企業事業部でコンサルティングディレクター総監を務めている李暁青先生が担当いたしました。李暁青先生は組織管理設計、人材開発体系設計、報酬業績体系設計、国有企業給与体系設計等を専門領域とし、これまで多くの日系企業や中国国有企業の人事管理制度や給与制度の設計を手掛けてきました。
  

 セミナーでは、日系企業の中国に対する投資動向、給与調査研究データ、人的資本管理の情勢や給与制度の考え方など来年の給与調整に向けて参考になるデータの分析と解説をして頂きました。   

 セミナーは二部構成で行われ、第一部では、初めに世界と中国の景気動向、日系企業の対中投資の傾向等についての分析がありました。次に過去の最低賃金のデータと政府関係者の発言から、今後も速い速度での上昇が見込まれるという見解を示されました。そのほか、近年の賃金上昇率について、業種や企業の国籍ごとの比較や一線級都市ごとの比較など、多角的な分析結果が示されました。    

 休憩を挟んでの第二部は、給与制度の考え方について解説がありました。日系企業に典型的な給与制度をいくつか紹介し、そのメリット・デメリットと改善ポイントについて説明がありました。   

 最後の質疑応答では、多くの参加者が熱心に昇給率や給与制度の考え方について質問されるなど盛況のうちに終了しました。      

 「中智日企培訓室」で実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡しできます。お気軽に弊社担当営業もしくは弊社会員サービス部までご連絡ください。   

 尚、無料会員様並びに一般会員様には授業料をいただいておりますが、上級会員様には無料でご案内させて頂いております。無料会員様、一般会員様の上級会員へのシフト加入も是非ご検討下さい。      

 

       

李先生の講議1


李先生の講議2

 

李先生の講議3(向かって右側は弊社通訳)


李先生の講議4(向かって右側は弊社通訳)

 

  

 


【セミナー目次】

一、人的資源の外部環境
   ・各国経済成長の最新予測
   ・日本の対中投資動向
   ・マクロ的視点で見る中国国内経済の見通し
   ・人的資本市場環境の見通し


二、2014年賃金調査研究データ公開
   ・賃金調整データ
   ・賃金水準データ
   ・従業員の流出
   ・注目点―「人材難」と「就職難」の衝突
   ・技術職、オペレータの人材不足
   ・一線級従業員の離職率
   ・帰省ラッシュ時の従業員使用措置
   ・交代制及び残業    ・―核心人材群―
   ・新卒生の就業情勢
   ・新卒生の供給情勢
   ・企業が新卒生を選ぶ際の注目ポイント
   ・新卒生が企業を選ぶ際の注目ポイント
   ・新卒生の賃金水準の動向


三、人的資本量化管理の新たな傾向
   ・人的資本管理の情勢
   ・人的資本量化管理の全体的な傾向
   ・人的資本量化管理


四、質疑応答

   【講師紹介】  

【講師】李 暁青&
中智人力資源管理諮詢有限公司
日系企業事業部 コンサルティングディレクター 総監

専門領域:組織管理設計、人材開発体系設計、報酬業績体系設計、国有企業給与体系設計。
上海海洋大学 情報管理情報システム専攻。
上海雲石管理諮詢有限公司項目経理、上汽安吉租賃有限公司業績経理を経て、現職。
これまで、カシオ(上海)有限公司、住友ゴム(常熟)有限公司、能率(中国)投資有限公司、コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司、上海経貿山九儲運有限公司、愛斯佩克(上海)有限公司、中国電力投資有限公司、髯武シ煤業化工業集団有限公司等のコンサルティングに従事。