> 1月27日中智駐在員塾シリーズ第1回-総第2講【リテンション・マネジメント(人材引き留め策)】開催のご報告
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1月27日中智駐在員塾シリーズ第1回---総第2講【リテンション・マネジメント(人材引き留め策)】開催のご報告
さる1月27日、盧文軍先生を講師に「リテンション・マネジメント」研修セミナーを開催いたしました。講師の盧文軍先生は当講座の「駐在員塾シリーズ」や「社員教育シリーズ」を御願いしています。
中智上海会議中心:中智グループ専用研修ルーム。
淮海路上海図書館前。収容人数50名可。
間に休憩を挟んでの3時間半という限られた時間でしたが、受講者の方々との活発な議論があり白熱した研修となりました。
研修は、4、5人程度のグループに分かれ、間にディスカッションを交えながら行われました。初めに、人材流出が企業に与えるデメリットを財務的な面と非財務的な面に分けて分析があり、「リテンション・マネジメント」のカギは人材の「安定化」及び「活性化」にあると解説されました。その為にはまず、中国人の仕事に対する認識を理解する必要があることを指摘され、中国人の仕事観や中国独特のグァンシー(関係)社会について説明して頂きました。
休憩を挟んでの後半では、中国スタイルとリテンション対策の具体例として、仕事配分のバランスや、福利方面の充実、研修機会を与える事などの他、離職した人が、ふたたび会社に戻って来られるような工夫も有効であるとご説明頂きました。
研修終了後も、多くの受講者が熱心に講師と話し合うなど盛況のうちに終了しました。
「中智日本企業倶楽部培訓室」で実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡しできます。お気軽に弊社担当営業もしくは弊社会員サービス部までご連絡ください。
尚、無料会員様並びに一般会員様には授業料として300元/人のお代金をいただいておりますが、上級会員様には無料でご案内させて頂いております。無料会員様、一般会員様の上級会員へのシフト加入も是非ご検討下さい。
卢先生講義風景1 |
卢先生講義風景2 |
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卢先生講義風景3 |
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卢先生講義風景5 |
卢先生講義風景6 |
【講座内容のご紹介】
【内容】
第一部: “安定化”及び「活性化」の定義確認
人材流出が企業にとってのデメリットとは?
「リテンション.マネジメント」のメリットとは?
⇒ここでいう「安定化」の中身とは?
⇒ここでいう「活性化」の中身とは?
第二部:なぜ「安定化」及び「活性化」が求められているのか?
2.1:今日の中国経済マクロ環境が日系企業にどの様な影響を与えているのか?
⇒日系人材の「活性化」と組織の活性化、一人当たりの生産高の関係とは?
2.2:ローカル社員にはなぜハングリー精神、危機感が足りないのか?
2.3:「活性化」の低い企業と高い企業の特徴比較
「活性化」の高い企業の特徴:
1:社内の雰囲気を家族的な雰囲気に醸成している
2:飴と鞭の使い分けがしっかり出来ている。→例.社内表彰制度
3:人事評価制度が明確。→例.事務職の評価をより細分化する
4:より社員が成長しやすい環境を与える
2.4: 「活性化」の低い企業と高い企業の事例分析
2.5: 人材制度のよさを評価する基準は複合的な考え方が必要だ
Eg.1:企業発展段階別、産業別、役割別で考えよう!
Eg.2:単に離職率で企業のよさを判断するな!
第三部:「安定化」「活性化」対策
3.1:中国スタイルのリテンション対策
3.2:「安定化」「活性化」による「転職防止」との関係
中国の離職、転職現象をどう客観的に理解すればいいのか?
日中若手社員の相違点を通して、中国の社員をより客観的に理解する見方とは?
3.3:「活性化の高い企業の特徴」を具体的どうやって導入できるのか?
サマリー&レビュー
⇒本日習った知識のうち、どれがフレッシュ、どれが重要だと感じたか?
⇒研修中習った知識のうち、どれを職場に持ち帰り実行してみたいと思ったか?