> 1月29日中智日本企业俱乐部---総第3講《①人的資源の「健康診断」、及び②企業における賃金調整実務》開催のご報告
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1月29日---総第3講《①人的資源の「健康診断」、及び②企業における賃金調整実務》開催のご報告
さる1月29日(木)、《『人的資源の“健康診断”』と『企業における賃金調整実務』》に関するセミナーを中国語と日本語の同時通訳で開催しました。
前半を担当した講師の王 嘉先生は、某グループ企業にて高級管理職を歴任され、企業数十社の人的資源管理施策及びコンサルティングに携わり、豊富な人的資源管理コンサルティング及び職業訓練経験を具えておられます。
後半を担当した講師の李 暁青先生は、中智人力資源管理諮詢有限公司の日系企業事業部でコンサルティングディレクター総監を務めており、これまで多くの日系企業や中国国有企業の給与制度の設計を手掛けてきました。
セミナー前半の『人的資源の“健康診断”』では、人的資源管理の診断を健康診断に例えて分かり易く紹介しました。人的資源管理の有効性を診断する際、企業の生命周期によって課題やテーマが異なることから、有効な診断を行うにはその企業の生命周期を確認する必要があります。診断にあたり、中智が独自に開発したEHMDというシステムを紹介しました。これは、人的資源管理の理解を九つのモジュールとする方法論に濃縮し、問題とプロセス調査の基準を作ることで、短時間、低コスト、かつ正確に現在の人的資源管理の問題点を明確化し、有効な改善へと繋げていくことができる画期的なシステムです。
休憩を挟んでの後半は『企業における賃金調整実務』をテーマに、報酬調整の考え方と調整方法について解説して頂きました。報酬調整は業種毎の市場水準、企業収益、部門及び個人業績、並びにCPIの伸びを見て行う必要があり、同時に支払い能力と対外競争力、対内公平性と支払い能力を天秤にかけて調整することが必要であると述べられました。報酬調整の方法として、5つの方法を紹介され、それぞれの方法のメリット・デメリットの解説と、その具体的な計算方法を解説して頂きました。
講義終了後も、多くの受講者が人的資源管理や給与調整について熱心に質問されるなど盛況のうちに終了しました。
「中智日本企業倶楽部培訓室」で実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡しできます。お気軽に弊社担当営業もしくは弊社会員サービス部までご連絡ください。
尚、無料会員様並びに一般会員様には授業料として300元/人のお代金をいただいておりますが、上級会員様には無料でご案内させて頂いております。無料会員様、一般会員様の上級会員へのシフト加入も是非ご検討下さい。
王嘉先生講義風景1 王嘉先生講義風景2 李暁青先生講義風景3 李暁青先生講義風景4
 前半は王 嘉先生を講師に、「人的資源の“健康診断”」をテーマに、後半は李 暁青先生を講師に、「企業における賃金調整実務」をテーマに講演して頂きました。
【講座内容のご紹介】
【デーマ①:人的資源の「健康診断」】
【目次】
1、人的資源の「健康」判断
2、人的資源の「健康」指数
3、人的資源の「健康」状態向上計画
【テーマ②:企業における賃金調整実務】
【目次】
1、賃金調整に影響する要素
2、よく見られる賃金調整法五種類