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8月13日---総第16講【《ロジカルシンキング》】開催のご報告

 さる8月13日(木)、2015年第16回講座を「中智上海会議中心」で開催いたしました。

  中智上海会議中心:中智グループ専用研修ルーム。淮海路上海図書館前。収容人数50名可。   

  今回は新人社員から管理層まで、論理的思考を身につけたい方を対象に「ロジカルシンキング」セミナーを開催しました。   

  講師は当講座の「駐在員塾シリーズ」や「社員教育シリーズ」を御願いしている盧文軍先生が担当いたしました。  

  盧文軍先生には3月12日の「目標管理」セミナー及び4月23日の「部下育成」セミナーでも講演を御願いしております。   

  研修は、4人程度のグループに分かれての、グループディスカッション形式で行われました。

  始めに、ロジカルシンキングの概念、原則について説明があり、この研修で学ぶロジカルシンキングとは何かを確認しました。続いて、演繹法、帰納法、フレームワーク思考法について解説して頂きました。基本をひと通り学んだうえで、次にロジカルシンキング力をアップするツールとしてMECE法則、WHYWHY分析、ピラミッド原則を、実際のロールプレイを交えて学びました。休憩を挟んでの後半は、実戦およびコミュニケーションの中でどう活用すれば良いかを、演習とロールプレイを中心に学びました。  

  講義終了後、グループごとに研修で学んだ事や感想について発表して頂きました。受講者からは、「財務の仕事に従事しているので、データ分類に役立てたい。」、「問題が発生した際に、論理的に分析して原因を究明する事に役立つと思った。」、「今までは誰に対しても同じ内容の報告を行っていたが、報告相手によって、内容やデータを違う方法でまとめて提出することが必要がと気付いた。」などの感想を発表されました。  

  最後まで白熱した講義となるなど、盛況のうちに講義は終了しました。

  《社員教育シリーズ》では、日系企業で働く事務管理系業務の責任者様及び担当者様向けに、事務管理の専門情報に関するテーマをとりあげ、時宜に即した勉強会を今後も実現していきたいと考えています。   

  「中智日本企業倶楽部培訓室」で実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡しできます。お気軽に弊社担当営業もしくは弊社会員サービス部までご連絡ください。   

  尚、無料会員様並びに一般会員様には授業料として300元/人のお代金をいただいておりますが、上級会員様には無料でご案内させて頂いております。無料会員様、一般会員様の上級会員へのシフト加入も是非ご検討下さい。   

       

盧文軍先生講義風景1


盧文軍先生講義風景2

 

盧文軍先生講義風景3


盧文軍先生講義風景4

 

  


【研修対象】

   新人社員から管理層まで、論理的思考を身につけたい方


【研修目的】

1.ロジカルシンキング(略称:ロジシン)の基本定義、重要性と上司報告、会議発表、問題提起などの時使われるいくつかの主要ツールを紹介。
2.問題提起、ロールプレイ、チーム討論を用いて、受講生に思考過程における罠と重要性を知ってもらう。
3.ケース・スタディ(事例)を用いて,受講生の実行力と提案力のアップを図る。


【研修時間】

3時間


【講座内容】

■ロジカルシンキングの概念、原則

ロジカルシンキングとは

ロジカルシンキングの原則

■演繹法、帰納法、フレームワーク思考法

演繹法、帰納法とは

演繹法、帰納法を用いて業務上の課題を解決

フレームワーク思考法とは

ディスカッション:遠足プラン

事例演習:センスの良い分類とは

■ロジカルシンキング力をアップするツール

MECE法則(漏れなく、ダブりなく法則)

MECE法則の応用

WHYWHY分析とは

事例:発言しないB君の悩みの事情とは?

ピラミッド原則

■実践およびコミュニケーション中におけるロジシン

事例演習: 管理者の日程アレンジは妥当か?―何が妥当なのですか?

コミュニケーション中におけるロジカルシンキングの重要性

コミュニケーションの5つのステップ

★ツール紹介:フロー図/SWOT/遺漏分析/PEST/5WHY分析(簡潔紹介)

★ 演習1: MECE分類の中で一番ミスをしやすい例はどっち?(趣味)

★ 演習2: 5WHY分析法を用いて、個人趣味あるいは仕事フローを分析

演習3: 部下と交流する際の罠

★ ロールプレイ:誰のスピーチが一番ロジカル性強い?


【研修効果参考:】

→うちの管理者たちは、個人としての能力は非常に優れているが、論理思考力がいまいちで、特に部下を束ねる力、プロジェクトを指揮する力など組織力になるとかなり弱くて参った!なんとかいい方法がないか? (某大手物流業関係企業の経営者より)

→論理思考力(ロジカルシンキング)の基本概念、手法、実際仕事場の事例が身近で、いかに重要かが習得でき、3時間で一通り学ぶ事ができ、効率がよかった。(某電子関係商社部長より)

→今回の基本研修を通じて、職場に戻ってからの仕事の優先順位、問題思考力、解決力、スケジュールの管理などの事例を学ぶことができ、さらに、盧先生から事例のわかりやすい指摘を通じで、自分がいままで気づかない点まで気づく事ができて、うれしくてびっくりした(笑)。月曜日管理者・日程整理表はとてもよかった。 (某上場自動車関係HRMより)

→ほかの研修生の事例分析:「WhyWhy分析で課題の真因を見つかる方法」コメントを聞いた時、自分だけ論理思考力が弱いということではなく、皆にも共通の現象だなと一安心、仕事の場に戻ってチームメンバーにも伝えて、ロジカルシンキング力をアップしてもらおう。(某ITソフト開発社主担当より)

→新しいアイディアが生まれた場合にも、上司に報告する際にピラミッド原則を利用し、いままで整理が難しかったことでもさっさと整理することができ、とても役に立った。研修時間は、正直言って3時間では足りず、一日使う程度でもよかったかも。(某日系医療器械関係副部長より)

    【講師紹介】  

  【講師】盧 文軍
中智日本企業倶楽部 特約講師
上海市欧美同学会留日分会 常務理事 常務副理事長