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11月25日---総第25講【《企業の賞与&給与調整術と実例解析》】開催のご報告

 さる11月25日(水)、2015年第25回講座を「中智上海会議中心」で開催いたしました。

  中智上海会議中心:中智グループ専用研修ルーム。淮海路上海図書館前。収容人数50名可。   

  開催に先立ち、まず中智日本企業倶楽部の冯串红部長よりセミナーの主旨を参加者の皆様に伝えました。最近会員企業様が最も関心持っているのは、年末の賞与分配計算や来年の報酬予算の申告です。この際に、中国市場の報酬データは主な参考資料になります。   

  1、中智データの背景として今年47000社を対象とし、日系企業はじめ、国営、民営、その他欧米系企業など中国全土300都市近くの調査を行いました。   

  2、日系グループ会社は、各都市の分公司給与予算を立てるため、中国本社のデータを購入した上で、その他の分公司都市の給与指数があれば、すべての調整ができると、意見交換していました。会員企業様に、参考になるため、中智諮詢日本チームの李総監及びチームのコンサルタントと、倶楽部の会員様が情報交換する機会を設けました。

  今回は、経営層、人事部長、人事責任者の方を対象に、《企業の賞与&給与調整術と実例解析》をテーマに中国語日本語の同時通訳でセミナーを開催しました。   

  講師は中智人力資源管理諮詢有限公司の日系企業事業部でコンサルティングディレクター総監を務めている李暁青先生が担当いたしました。李暁青先生は組織管理設計、人材開発体系設計、報酬業績体系設計、国有企業給与体系設計等を専門領域とし、これまで多くの日系企業や中国国有企業の管理制度や給与制度の設計を手掛けてきました。

  セミナーは3つのPARTに分けて行いました。

  PART 1では、過去数年の中国国内マクロ経済データから近年における中国経済の動向を確認した後、2015年10月に中智報酬が発表した都市別、業界別、投資国別など複数の視点から昇給率や離職率、大卒初任給等を分析したデータを紹介しました。  

  PART 2では、報酬データの具体的な運用方法について解説しました。各階層別の報酬水準の比較分析方法、報酬の構成割合の分析から各報酬階級のベンチマーキング値を確定し、会社全体の報酬水準を設定するテクニック等について実例を紹介しながら解説しました。  

  PART 3では、人事部が年末に直面する“三つの課題”として、ボーナス、昇進発展、年度昇給を挙げ、これらについて日系企業がよく直面している課題とそれを解決する仕組みや係数の設定方法等について解説しました。  

  「中智日本企業倶楽部培訓室」で実施するセミナー・学習会に関心をお持ちの企業様には詳細実施スケジュールもお渡しできます。お気軽に弊社会員サービス部までご連絡ください。  

  尚、非会員様には参加費用として500元/人、一般会員様(体験会員様)には300元/人をいただいておりますが、上級会員様には無料でご案内させて頂いております。体験会員様、一般会員様の上級会員へのシフト加入も是非ご検討下さい。   

       

講義風景1


講義風景2

 

講義風景3


講義風景4

 

  


【主要内容】

  一、2015年中智データを回顧

  1、製造業、貿易業、サービス業、金融業などの情報共有

  2、2016年主なデータの推測と見通し

  二、報酬データの応用

  三、賞与設定術及び実案件解析

  四、年度給与調整術及び実案件解析

    【講師紹介】  

  【講師】李 暁青
中智人力資源管理諮詢有限公司 業績報酬及び人的資本コンサルティングセンター
日系企業事業部 コンサルティングディレクター 総監

専門領域:組織管理設計、人材開発体系設計、報酬業績体系設計、国有企業給与体系設計。
上海海洋大学 情報管理情報システム専攻
上海雲石管理諮詢有限公司項目経理、上汽安吉租賃有限公司業績経理を経て、現職。
これまで、カシオ(上海)有限公司、住友ゴム(常熟)有限公司、能率(中国)投資有限公司、コニカミノルタ光学儀器(上海)有限公司、上海経貿山九儲運有限公司、愛斯佩克(上海)有限公司、中国電力投資有限公司、陕西煤業化工業集団有限公司等のコンサルティングに従事。