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> 11月9日中智企业俱乐部《中国「個人情報保護法」~日系企業が押さえておくべきポイント会員交流会~》開催のご報告

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10月29日《「個人所得税政策の分析と動向 富裕層の税務計画」専門交流会~を開催しました》

报告文(中文)
 

  中智上海日企倶楽部智樱会、HRPlusx、中智上海外企服務公司、上海中智財務諮詢有限公司が共同開催する「個人所得税政策の分析と動向 富裕層の税務計画」専門交流会が10月29日、11月3日の2日間に渡って上海市内で開催されました。

  今回の交流会には、イオントップバリュ、旭化成(中国)投資、ADK集団中国、コニカミノルタ医療、川田機械、一実貿易、日進歯科、華麗工程、サクラクレパス、東京海上日動火災保険、三井繊維物資貿易等より、会員企業の財務、人事部門の責任者200名近くにご参加いただきました。



  交流会の開催に当たり、上海中智財務諮詢有限公司総経理、中智上海外企服務公司副総経理の郎依蓓氏による開会の挨拶がありました。郎依蓓氏は、今年9月末に中央政府が開催した「タレントワークに関する会議」の重要な戦略目標として、広東-香港-マカオ・ベイエリア、横琴-広東-マカオ深度合作区、海南自由貿易港、福建省の平潭総合実験区の基本的な状況と、人材に対する税制優遇措置導入の戦略的背景を紹介した上で、富裕層向けサービスにおける共通の税務上のホットな問題をまとめ、「今回のイベントが皆様の今後の業務に役立つことを期待しています」との言葉で最後を締めくくりました。


  続いて、中智上海外企服務公司給与・税務サービス部の華燕娜総監は、現在話題となっている地方人材に向けた個人税優遇措置について、人材の認定、優遇方法、計算方法、申請プロセスなど様々な側面からの詳細な分析と比較を行い、北京と上海における人材向け税優遇措置の政策動態についての考察と展望を紹介しました。個人所得税の優遇措置のポイントとメリットは地域によって異なるため、華燕娜総監は、税制優遇措置と地域でのビジネス拡大の可能性を十分に理解してもらうために、ビジネスのレイアウトに関わる事業体の設立に関する重要事項と重要な影響ポイントを簡潔にまとめました。


  第二部では、中智上海外企服務公司の給与・税務サービス部の吉雪沛経理が講師を務め、企業や富裕層が最も関心を寄せているホットなトピックである、エクイティ・インセンティブのためのタックスプランニングや、中国と海外の二重課税、外国人個人の6年ルール、役員・監督者の税務リスクなどを取り上げ、実現可能な対策について述べました。吉雪沛経理は講演の最後に、既存の3種類の優遇政策が間もなく終了すること、また、その後の政策がまだ明確ではないため、企業は従業員とのコミュニケーションやタックスプランニングを事前にしっかりと行う必要があることを、会場にいる経営者の方々に伝えました。


  質疑応答では、年末賞与の総合所得への組み込み、外国人に対する優遇税制、ストックオプション等のインセンティブの税務申告、役員の海外所得の徴税・管理など、実務上の問題点を中心に、それぞれの企業に関する質問が熱心に発言されました。中智上海の給与・税務専門チームが質問に答え、問題点を一つ一つ解決していく中、3時間に渡る専門家交流会は暖かい雰囲気のうちに無事終了しました。



  中智日本企業倶楽部智櫻会は、今後も引き続いて会員企業のニーズに合わせた専門的なサービスを提供していきます。また税務に関しては、中智の給与・税務専門チームと連携し、個人の税金対策や企業の財務税務管理などを専門的にサポート致します。当方のサービスにご興味のある会員企業の方がおられましたら、お気軽に中智日本企業倶楽部智櫻会へお問い合わせ下さい。中智日本企業倶楽部智櫻会は、専門的知識と緻密なサービスで会員企業の皆様のビジネスをサポートさせて頂きます。