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12月17日《「明瞭で力強い年末報告書の作り方」中智企業倶楽部交流会》

报告文(中文)
 

  2021年12月17日(金)、中智日企倶楽部智櫻会の第233回セミナー「明瞭で力強い年末報告書の作り方」が中智研修室で開催され、無事成功を収めました。今回のセミナーにはRGF、アルプス(中国)、コクヨ、イオン、上海瑪岱貿易、 V-Technology(上海)、キヤノン(中国)、清水建設、IAI、アルプス通信機器技術、コニカミノルタ医療印刷器材、コニカミノルタ弁公系統、常盤(上海)精密機械、中菱国際貿易(上海)、横河測量技術、東材(上海)(敬称略)等の会員企業の皆様にご参加頂きました。


  セミナーの開催に当たり、中智日企倶楽部・智櫻会の魯亦雯シニアコンサルタントより今回の講座の主旨についての説明がありました。「報告書を書くことは、職場の誰にとっても重要な仕事です。 本講座は、『構成がなければ、報告の焦点は定まらない』という考え方をもとに、文章の構成によって明瞭で力強い業務報告書を作成する方法を学び、実践することで、個人の効率化と組織の有効性を高めることを目的としています。」


  今回のセミナーでは、中智日企倶楽部・智櫻会の特別講師を務める龍燕梅先生が担当しました。セミナーの冒頭で龍先生は、これまで携わってきた社内研修の経験を簡単に紹介しました。「疫病の流行が再来している現状にあっても、オンライン研修ではなく、疫病の流行が落ち着くのを待ってからの、オフラインでのセミナーの実施を選択する企業は少なくありません。その最大の理由は、オフラインでのトレーニングはよりインタラクティブで、参加者同士のコミュニケーションが密になり、そのプロセス全体で喜びや達成感を味わうことができるからです。そのため、オフラインの活動には積極的に参加することを強くお勧めします。」


  冒頭の挨拶後すぐに、龍先生による講座が始まりました。龍先生は、文章の構造と構造化思考の定義づけから始まり、1.結論を先に述べる、2.下段から上段の内容を証明する、3.内容を分類しグループにまとめる、4.論理的に話を展開する、の4つの原則を詳しく説明しました。その後龍先生は、受講者と一緒に数字を用いたミニゲームを行い、人間の脳には、ある事柄を共通の特徴で自動的に分類・整理する能力があるため、報告書を作成する際には、カテゴリー分けの能力が特に重要であることを示しました。


  その後龍先生は、受講者全員が限られた時間内に報告書の内容を整理し、リーダーに発表するという内容のシミュレーションをゲーム方式で行いました。受講者たちはこのシミュレーションゲームを通じて、報告の前に相手が何を求めているかを明確にすること、相手の立場に立って考えること、(一つの中心的な考えをもとにした)自己問答を報告に組み込むことが、より魅力的で説得力のある報告書の作成のカギとなることを実感していました。龍先生は講座の終了を前に、受講者へセミナーで取り上げたスキルの纏めを行っていました。


  受講者たちは、三時間近くに及ぶ交流と学習の中で、明瞭で力強い年末報告書の書き方についての理解をより深めた様子でした。龍先生が教授した、構造化された思考力は、受講者の皆さまの今後の業務にきっと役立つことと思います。


  中智企業倶楽部は、今後も引き続いて会員企業の皆様のスキルアップや能力向上に役立つ様々な講座をご用意するとともに、専門的な知識ときめ細やかなサービスをもって皆さまの業務をサポート致します。当倶楽部は、会員企業の皆さまの、忌憚なきご意見ご感想をお待ち致しております。どのような形であれ、私たちはずっと一緒です。

 

  2021年12月17日

  中智日本企業倶楽部 智櫻会