ホーム > 日企サロン 勉強会のお知らせ> 2022年5月12日----中智日本企業俱乐部智櫻会研修 総247回【《上海のコロナ対策から考えるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進》】

定期セミナー・イベント

2022年5月12日----中智日本企業俱乐部智櫻会研修 総247回《上海のコロナ対策から考えるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進》

 中智上海经济技术合作有限公司中智企业俱乐部培训室系列

    《上海のコロナ対策から考えるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進 》

报告文(中文)
  

  5月12日(木)、中智日本企業俱楽部智櫻会研修 総247回『上海のコロナ対策から考えるデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進』ライブ交流会をオンラインで成功裏に開催しました。

  ライブ交流会には、会員企業や上海内外の在中日系企業の駐在員及び日本本社の皆様にご参加いただきました。


  交流会の開催に先立ち、中智日本企業倶楽部智櫻会高級コンサル顧問の新井宏昌が開催の趣旨を説明しました。上海ではコロナの蔓延が落ち着き、徐々に復工復産へ向かいつつありますが、多くの企業においては未だ在宅勤務が続いています。在宅勤務では、従来の出社して、対面での業務がWeb会議やチャットツールの活用へ変わり、デジタルツールを駆使することが求められます。また、経営層の意思決定においても、これまで以上に必要な情報やデータを集め、最悪の事態を想定しながらも、的確な判断をしていく必要があります。そこで今回の交流会では、日系企業のDXとして、何を最優先で進めていくべきなのかについて、日本やシンガポール及び他国の在宅勤務の状況を踏まえて、取り組むべきDXのポイントと、GXとその動向、DXとGXを両立させていくポイントを解説していただきます。各企業が取り組む際のヒントになれば幸いです。


  本交流会は、KDDI上海サービス企画本部長兼KDDI東アジア地区DX推進責任者の守岡純治氏が講師を務めました。


守岡純治氏

  はじめに、お客様の在宅勤務の状況に関するアンケート結果を共有しました。その中で、約90%が在宅勤務であるが、封鎖しながら工場で生産を行うなど在宅と出勤のハイブリッド勤務を実施している企業も、少数ながら存在すると指摘しました。



  続いて、日本の在宅勤務の状況について紹介し、ハイブリッド勤務の普及や業務プロセスのデジタル導入の状況について共有しました。さらに、事前に録画したKDDIアジアパシフィックの瀧村氏へのインタビューを通して、在宅勤務が進んでいるシンガポールの状況について紹介しました。


  これらの状況をふまえ、在中日系企業が取り組むべきDXの内容や業界、業務別DXのポイント、更にはGX(グリーントランスフォーメーション)の動向等について解説しセミナーを終えました。一時間あまりのライブ交流会を通して、参加者の皆様はアフターコロナを見据えて取り組むべきDXのポイントについて理解を深めることができました。



  オフライン講座を開講できない状況が続いていますが、今後もオンライン形式で一連の講座をお届けできるよう努力してまいりますので、引き続き各講座へのご関心とご意見をお寄せいただければ幸いです。同じ空の下、私たちはいつも一緒にいます!