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2023年6月13日----中智日本企業俱乐部智櫻会研修 総280回《離職従業員管理の法律準備》

 中智上海经济技术合作有限公司中智企业俱乐部培训室系列

    《離職従業員管理の法律準備》

报告文(中文)

  2023年6月月13日(火)、中智日本企業倶楽部智櫻会総第280回《離職従業員管理の法律準備》会員交流会を中智研修室にて成功裏に開催しました。今回の交流会は、オンライン(会場)とオフライン(ライブ配信)のハイブリッド形式で行いました。

  今回の交流会には、平田機工自動化設備、上海津村製薬、神鋼商貿、東京海上日動火災保険、ブイ・テクノロジー、上海中村精密金属、ミズノ、アルプス通信器件技術、マタイ貿易、三井金属、カシオ、IAI商貿、RGF、バンドー、一実貿易、堀場儀器、明治、ナ・デックス、住化電子管理、サクラクレパス、明電舎、コニカミノルタ弁公系統、ニチレイ企業管理諮詢、上海大塚食品、OCS物流、三井不動産(上海)、JFE商事電子、山善、横河測量技術等の企業から、人事及び管理部責任者の皆様にご参加いただきました。そのほか、キヤノン中国、ゼンショー、イオンモール、デンソー、富士通、松下電器機器、ソニー電子運営、本田貿易等の企業に北京、広州、青島等の地域からオンラインでご参加いただきました。


  交流会の開催に先立ち、日本企業倶楽部智櫻会シニア諮詢顧問の鲁亦雯から中智智櫻会発展の歩みと2023年上半期の大型活動について紹介しました。中智智櫻会は2016年に上海で設立された日系企業顧客に向けの会員組織です。多くの会員企業からの支持をうけ、智櫻会は北京(2021年)、広州(2023年)でも支部を設立し、会員向けに最新法律情報の発信、労務法務講座、組織経営調査研究結果の共有等のサービスを提供しています。これからも引き続き智櫻会は専門的で信頼できるサービスを提供することで、会員企業と一緒に新しい情勢下における中国での再発展の課題を探求してまいります。


  交流会では、中智日本企業倶楽部智櫻会特約講師の李偉先生が講師を務めました。


  まず初めに、李先生は法律の規定する労働契約の終了や解除の状況について解説しました。続けて李先生は、従業員への対処の選択は企業風土と関係があり、強気な企業風土と温和な企業風土では対処方法は明らかに異なると指摘しました。

 


  その後、離職に関する証拠について、李先生は真実性、合法性、関連性の三性準則を紹介し、離職の状況別に必要となる証拠を会員の為に分析しました。続いて、事例を紹介しながら離職のプロセスと経済補償金の計算式を整理しました。最後に、李先生は離職に関する手続きは十分慎重にしなければならず、さもなければ労使双方が物質的、精神的な損失を被るおそれがあると指摘しました。


  三時間を超える共有を経て、会員の皆様は従業員の離職管理における様々な法律法規や手続きの注意点について理解を深めました。交流会の後も、皆様は実際の課題について李先生と交流していました。具体的な事例の分析を通して、今後の管理業務の進め方が明確になりました。

  2023年、中智企業倶楽部はこれまでと変わらず、会員の皆さまのニーズにマッチしたサービスを提供し、専門的な知識と高品質のサービスで皆さまの業務を支援してまいります。どのような形であれ、私たちはずっと一緒にいます。我々のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!