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《人事コストの最適化と法的リスクの予防》開催のご報告(2025年2月25日)

报告文(中文)

2025年2月25日(火)、中智企業倶楽部第325回会員交流会「人事コストの最適化と法的リスクの予防」を、中智ビル内で開催しました。今回の交流会は、オンライン(ライブ配信)とオフライン(対面形式)のハイブリッド方式で行われました。

今回の交流会では、バンドー化学、上海中村精密金属、コクヨ商業、ニフコ、上海リンナイ、上海さくら文化用品、出光電子材料、平田機工自動化設備、上海瑪岱貿易、アイシン、寧波住重機械、安川通商、さくら国際貿易、ハーモニック、上海凱訊通信工程、小林製薬、三井不動産、張家港保税区三井允拓複合材料、DNP企業管理、聯洲油脂、アシックス、住電国際貿易、ニプロ貿易、ADK集団、ミネベアミツミ、NSK上海等会員企業より多数の人事担当者や管理責任者にお集り頂きました。また、旭化成(中国)、東芝(中国)、日立ソリューションズ(中国)、双日(中国)、広州東麗国際商貿、積水化学(中国)等の会員企業からも北京市、広州市からオンラインで交流会にご参加頂きました。


交流会の開始に先立ち、中智日企倶楽部智櫻会高級経理の魯亦雯氏より、今回の交流会の主旨について説明しました。「コスト削減と効率化は昨年大きく話題になりましたが、この点が今年も企業経営において大きな関心事となることは間違いありません。人的資源管理の観点から見ると、人事コストをどのように理解するか、どのように人事コストを最適化するかは、多くの企業のHRにとって直面しなければならないテーマとなっています。人事コストを抑制し最適化するだけでなく、効率化を考慮しかつ法的リスクを避けることは、企業経営者にとって常に気を配っておかなければならない課題です。今回の交流会は、法的な観点から人事コストの問題を整理し、法律違反によるコストの増加を避けつつ、会員企業の人事コストの最適化を支援することを目的としています。」


今回の交流会では、中智企業倶楽部特約講師の李偉先生が講師を務めました。


李先生は交流会の冒頭、法的観点から人事コストを報酬、サービス、リスク、政策に分けて整理しました。李先生は、人事コストの基本的なロジックは配置とパフォーマンスに基づいていると述べた後、生産性の向上、人材育成の促進、チームワークの強化により配置を最適化することができ、またパフォーマンスを上げるにはコスト削減、生産能力向上、投資の費用対効果の向上、重要指標の明確化などに着目しなければならないと解説しました。その一方で李先生は、各企業は給与コスト削減のみに注力することは避け、コンプライアンスと法的リスク防止に注意を払い、コストとパフォーマンスの優れたバランスを実現することが重要だと注意を促しました。

李先生は続いて、人事コストの最適化に向けた日常業務について紹介し、併せてサービスコストとリスクに注意を払うこと、高度な機械化がもたらす従業員の配置転換の問題に適切に対処すること、社会保険の諸務において合法性を確保することの重要性を強調しました。


参加者は3時間以上の学習を経て、人事コストの最適化に伴う法的リスクについて理解を深め、対応方法を理解した様子でした。また、多くの参加者が実務上の課題や問題点を持ち寄って李先生と意見交換を行うとともに、今日の交流会は非常に実務的で今後の業務に役立つと感想を述べていました。

中智企業倶楽部は、2025年も引き続き会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスををもって、中国における会員企業の健全で持続可能かつ質の高い発展を支援してまいります。当倶楽部のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!