今年企業の昇給率は明らかに加速
2010年10月5日
「中智薪酬」は上海市にある約300社の外資系企業を対象に給与調査を実施した。それによると、経済回復及び上海万博の開催に伴い、今年、同市では各業界の企業の昇給傾向が顕著であり、2010年の外資系企業全体の昇給率は約8%となる見込みだという。一方、上海万博の開催を背景に、ホテル業全体の平均賃金が引き上げられそうだ。
調査によると、経済回復及び労働力需要の増加に伴い、約70%の企業は昇給を確定し、減給又は給与調整をしない企業はほぼない。2010年の企業の昇給幅は 2009年に比べて1~3ポイントを上回り、とりわけハイテク業界において、一部の企業は2009年に給与調整を行わなかったため、今年の昇給幅は 15~30%にも達した。