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【政経】国家発展改革委員会、長江経済ベルトの経済戦略を大枠で調整】(2013年12月25日)

【政経】国家発展改革委員会、長江経済ベルトの経済戦略を大枠で調整】(2013年12月25日)

 中国東部、中部、西部の地域格差拡大による地区経済不均衡問題の解決の為には、経済成長の変化を把握しておく必要がある。

 国家発展改革委員会主任徐紹史氏が座長を務める「依託長江建設中国経済新支租&^指導意見」研究起草業務動員会は、我が国の経済の長期的安定成長の為には「内需拡大」へのシフトが必要であり、長江流域の経済ベルトにおける経済政策転換が急務であるとの認識を示した。彼は長江経済ベルトについて次のような戦略を打ち立てている。長江デルタ都市郡、長江中流都市郡、成渝(四川省・重慶)都市郡を基盤として、上海、武漢、重慶に大規模な水上運輸施設を建設する。その後長江中流域の開発に着手し、然る後に「両頭」の改革解放を促す。すなわち上海とパキスタン、インド、ミャンマーとの経済ラインを形成するのである。この4段階の経済戦略について、雲南、四川、重慶、湖北、湖南、江西、安徽、江蘇、上海の九つの省市国家発展改革委員会委員は現在本地の経済開発資源を編成、報告している所であり、これらは国家の長江経済ベルトにおける経済政策の参考とされる。  ある分析では、長江流域の開発は中国の地方戦略に変化が生じたことを意味する、との見方を示している。現在の長江経済ベルトの経済戦略は、10年後、20年後、更に先の未来において同地域経済発展の枠組みに調和をもたらすのかも知れない。