ホーム > HRニュース > 中智ニュース >2013年12月17日 「上海自由貿易試験区における日本企業機会と挑戦」セミナー報告(2013/12/25)

2013年12月17日 「上海自由貿易試験区における日本企業機会と挑戦」セミナー報告(2013/12/25)

 2013年12月17日午後 上海中智日企人力資源管理諮詢有限公司・上海対外科学技術交流中心主催の「上海自由貿易試験区における日本企業機会と挑戦」セミナーが、上海市徐匯区天平賓館にて開催されました。

 40 名の上海自由貿易試験区に関心を持つ日系企業経営者、担当責任者が来場しました。また日系公的団体4団体(日本総領事館、日本貿易振興機構、日中経済協会、日本商工クラブ)からも6名が参加。このセミナーの主題である日系企業の要望から自由貿易試験区のプラットフォームを作り出すというメッセージが、その積極性と関心の高さを表すものとなりました。

 セミナーは次の3部分から構成。

 第1部は、唐先生(上海市外国投資促進中心上席マネージャー)による「上海自由貿易試験区と日本企業中国戦略」というタイトルでの講演です。自由貿易区スタートの背景から全体概要及び最新情報、そして日系企業に向けた戦略提案がなされました。

 第2部は、陳先生(上海対外経済貿易大学日本経済研究センター所長)による「中国経済発展の展望と共産党18期三中全会のキーワード解読」というタイトルでの講演です。11月開催された三中全会において、習近平主席からの指示の下、鄧小平以来の第2の中国改革開放の大号令がかかったこと。その先陣を上海自由貿易区が担うことの説明がなされました。

 そして第3部では、司会者として尤先生(上海留日同学会常務副会長)と、自由貿易区を代表して参加された逢先生(上海自由貿易区連合発展有限公司副総監)が加わり、パネルディスカッションが行われました。逢先生からは、実際に登記を行った日系企業の紹介や、法人登記が予定数を超えてなされている現状などの実情が報告され、参加者からも熱心な質問が寄せられ、熱気のこもった議論のうちに、セミナーを閉会することが出来ました。有難うございました。

 (自由貿易区セミナー事務局)