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【会員風采】中智会員企業 リンナイとキヤノンが新常態の新しいチャンス(2020年10月22日)

報告文(中文)

2020年10月21日、中智日本企業倶楽部・智櫻会会員のキヤノンと会員を代表してコクヨ商業、ADK集団及び私たちは、会員企業であるリンナイの上海にある新オフィスを訪問し、企業インタビュー+探訪活動を行いました。

  

はじめに、中智日本企業倶楽部・智櫻会部長の馮串紅から活動の趣旨を説明しました。アフターコロナ時代、企業は業務を発展させると同時に、大きな挑戦に直面しています。この特別な時期に、会員間のウィンウィンの協力が新たに注目されています。今回倶楽部が特別に企画した探訪活動で、会員企業間のウィンウィンに協力する新しいモデルが深く理解されることを期待します。中智日本企業倶楽部・智櫻会のプラットフォームを通して、会員企業に対し多く価値を創造して提供し、より多くの日系企業に対して新たな気づきと新たなチャンスを提供できれば幸いです。

  

リンナイは、キヤノンの新製品であるスマイルドアロックを導入しました。実は、すでに中智日本企業倶楽部の活動プラットフォームを紹介していました。各種の大型活動に登壇したほか、リンナイの姜本部長は、昨年北京キヤノン本部で開催された中国籍高級管理者交流会へ招かれ講演されました。その時から既に友情が育まれていました。

  

中智日本企業倶楽部講座

  

キヤノン本社中国籍高級管理者大会

オフィスへ入る際、会員の皆様はスマイルドアロックの魅力を体験しました。スマイルで解錠するだけではなく、体温を自動で測定して防疫を強化し、総務の業務負荷を軽減することができます。同時に、従業員に生活の中で笑顔を絶やさないよう意識させ、従業員が心の平穏を保ちオフィスへ入室させることができるなど多くのメリットがあります。

  

  

  

続いてインタビューを行いました。姜本部長は、はじめにキヤノンのスマイルドアロックを称賛しました。姜本部長は従業員のために良好なオフィス環境を提供することを信念としています。これは従業員がリラックスし、安心して仕事を行うのに不可欠な条件の一つです。従業員の気分が良くなれば、当然に仕事の効率も上がります。そこで、疫病の影響でマクロ環境が厳しい状況下において、優秀な人材が働きやすいよう、リンナイは上海市内に新しいオフィスを開設しました。姜本部長は、コスト削減と効率化には、単純にコストや支出を削減するだけではなく、企業価値を創造する為に資金をより効果的に使うべきであると考えています。

  

リンナイ 姜本部長

これに対して、同席した95後の新入社員は、感謝の言葉を述べました。以前は、リンナイの奉賢工場まで、片道2時間かけて通勤しており、正直疲れていたと述べました。また、残業が必要であっても、長く残業する事ができず、シャトルバスの出発時刻に合わせて退勤する必要がありました。これは、気分だけでなく、仕事の進捗にも影響します。そこで会社と姜本部長は、会社が新たな価値を創造するため市内に新たなオフィスを設けることにしました。若い従業員が求めるのは自分の努力に対する報いであり、単純に給料だけではありません。

また、新たに設置されたスマイルドアロックについて二人は、率直にいえば、気分の良くない時もあるが、いったん会社に着けば、その日の気分に関係なく笑顔でドアロックのモニターに向かわなければならず、これは自分のストレスを和らげる効果的な方法だと語りました。例え作り笑いであったとしても、それは自分に微笑まなければならいと暗示をかけることになります。その場にいた70後、80後の先輩会員の皆様は、朗らかな笑い声で新世代の社員達に対して心から同意と称賛を示しました。

  

続いて、キヤノンのマルチセールス部 蘇寧経理が顧客であるリンナイに対して感謝を述べました。今回は、インタビューという方法でお客様との距離を縮め、お客様の心の声を聴くことができる特別な体験となりました。蘇寧経理の部門は最近設立され、スマイルドアロック事業は始まったばかりです。キヤノンのお客様を笑顔で、健康するという理念は永遠に変わることはありません。会社の従業員が毎日楽しく出勤し、心身とも愉快に勤務することを願っています。

  

中央:キヤノンマルチセールス部の蘇寧経理

キヤノン華東行政管理部の栄奕文総経理は、スマイルドアロックの開発は、小澤総裁のサポートのおかげだと述べました。ドアロックは既に様々な種類の製品があり、キヤノンはどのように独自性を打ち出せばよいのか?小澤総裁はスマイルをひとつの要素として提案しました。そしてインタビューで、リンナイがこの製品を評価したことに対して感謝をのべました。同時に栄総経理は、姜本部長の経営面での共有にも感謝を述べました。最後に、日本企業が新しい時代の新しい環境の中で先頭を走り、変革しブレークスルーする姿を見る事ができたと述べました。

  

左から二人目:キヤノン華東行政部栄奕文総経理

会員を代表し、ADK集団人的資源部の徐敏総監がスマイルドアロックを使用した感想として、会社はではちょうどアップグレードを検討しており、スマイルドアロックを通して従業員一人ひとりに企業文化を注入できればよいと述べました。最後に、コクヨ電商運営部の洪鶯鶯主管が、Eコマース分野の運営における問題について幾つか質問し、姜本部長が答えました。

  

ADK集団人的資源部徐敏総監

  

コクヨ電商運営部洪鶯鶯主管

その後、姜本部長の案内で、オフィスから徒歩五分の距離にあるリンナイ体験館を見学しました。はじめに、体験館とは何か?体験館を作った理由などについて紹介していただきました。これまで会員の中で、リンナイといえば給湯器がイメージされていました。しかし、リンナイは給湯器だけではありません。体験館では、暖房機器(中国の住宅事情に合わせた床暖房、ヒートシンクシステム)、システムキッチン、輸入製品等が展示されていました。

  

  

  

見学後、館内のキッチン体験エリアへ向かいました。そこではリンナイ体験館のlillyさんが真心込めて「手作り」のおやつを準備してくれていました。姜本部長は、皆様に対してリンナイはまだ成長段階であり、足りない部分がまだまだ多いと謙遜して語りました。そして本日お集まり頂いた皆様からの様々な角度からの提案をもとに、リンナイを良い方向に発展させたいと述べました。私たちはリンナイの気配り、匠の心、謙虚さを深く感じました。談笑しながら美味しいお菓子をいただき、本日の活動を終えました。

  

  

中智日本企業倶楽部・智櫻会は、価値ある資源を創造して共有致します。どの様な形式であれ、私達はずっと一緒です。日系企業とともに困難を乗り越え、企業のため、社会のために貢献して参ります!

中智日本企業倶楽部 智櫻会

中智日本企業倶楽部 智櫻会

2020.10.21

2020.10.21