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積水化学グループが中智日本企業倶楽部・智櫻会に来訪 《積水化学グループ東アジア地域 HR Topと語ろう会》を開催(2025年6月16日)

报告文(中文)

 2025年6月13日、積水化学工業取締役執行役員人事部長の村上和也様と積水化学(中国)董事総経理の張俊様が、中智日本企業倶楽部・智櫻会を訪れ、中智日本企業倶楽部・智櫻会部長の馮串紅、高級経理の陳亮が会談に参加し、現在の人事に関する課題について交流しました。


 また同日、中智ビルにて《積水化学グループ東アジア地域 HR Topと語ろう会》を成功裏に開催しました。本会では、積水化学グループ日本本社、韓国、香港、北京、大連、無錫、蘇州および上海から、24名の経営管理者が一堂に会し、中智と深い交流が行われました。


 交流会の冒頭、積水化学(中国)董事総経理の張俊様が開会の挨拶を行いました。張総経理は、今回の中智日企俱楽部智櫻会による受け入れと会議におけるサポートに感謝の意を表し、続いて積水化学グループの中国本土における事業の概況と人事方針について紹介されました。


 その後、積水化学工業取締役執行役員人事部長の村上和也様が、積水化学グループの経営方針、各事業セグメントの事業展開、実現したい姿と人的資本戦略などの内容について講演を行いました。


 続いて、中智日本企業倶楽部・智櫻会部長の馮串紅が「中国における企業経営と人材戦略の現状」をテーマに共有を行いました。馮部長はまず、中智股份および日本企業倶楽部・智櫻会の会員向けサービスについて紹介した後、「経営戦略」と「人材戦略」の2つの側面から、中国における日系企業の現状、直面している課題、そして成功事例について紹介しました。最後に次のように総括しました:現在中国で成長していく日系企業には、中国ビジネスに精通した「中国通」の経営者が必要であり、中国企業と対等に競争する覚悟、そして時代の変化に対応できる魅力ある人材育成制度が求められています。


 講演の後、交流セッションが行われました。参加者たちは、在中日系企業及びローカル企業における人材の課題を中心に、活発な議論と深い意見交換を行いました。


 会議終了後、一行は中国企業の職場環境を理解するため、福利厚生施設の「中智社員の家」などを見学し、中国の中央企業における職場の雰囲気を体験しました。


 最後に、積水化学工業取締役執行役員人事部長の村上和也様と、積水化学(中国)董事総経理の張俊様にインタビューしました。

村上和也様のコメント:
 「HR Topと語ろう」プロジェクトは、現中期経営計画の初年度である2023年度から取り組んでいます。従業員の「挑戦行動発現度」を最重要KPIの一つとして掲げる中で、その実現に向けて各社人事部門の皆様が重要な役割を担っています。一方的に日本から情報を発信するだけでなく、現地に赴いて顔を合わせた直接対話を重視しており、中国での開催は今回が初めてとなります。
 交流会を終えて、参加者全員から会社をより良くしたいという強い熱意が感じられたことが印象的でした。当グループでは、長期ビジョンの達成に向けて従業員の「挑戦」を重要テーマとして掲げており、人事部門の皆様が日々従業員と向き合い、その成長と会社の発展を支えていることを、改めて実感することができました。

張俊様のコメント:
 中国地域において、グループレベルの人事関係者による外部交流会は今回が初めての開催となりました。実際に実施してみて、他社の取り組みを“他山の石”として学ぶ良い機会となり、短い時間ではありましたが、従来の内部検討会の会議形式だけでは理解が難しかった事について、中国における現時点でのマクロ人事の方向性や、中智の人事施策、社員向け福利厚生施設などを見学できたことは、とても勉強になりました。今後は、今回得られた相互交流の成果を社内で検討・議論した上で、積水中国各グループの現地法人において活用または参考にできればと考えています。また、今後とも中智との友好的な交流関係を維持し、サポートいただけることを期待します。

 交流会は、参加者の生の声が尽きない中で終了しました。ここに、積水化学グループ様の中智日本企業倶楽部・智櫻会に対するご信頼に、心より感謝申し上げます。今後も、日本本社と中国現地法人の架け橋となり、日系企業の経営と人事管理に関する研究・議論をともに推進してまいります。これからも、会員企業の皆様が中国において健全で質の高い発展を持続できるよう、変わらぬサポートを続けて参ります。