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3月20日---2019年中智日企俱乐部第3讲 总第133讲《《日本語の「聴く•話す•読む•書く」の基礎:「優美」な日本語を話す ---発音、語感、イントネーション》 》讲座报告

 
日企俱乐部セミナー(中文)
 

  3月20日(水)、中智日本企業倶楽部・智櫻会ビジネス日本語力の底上げシリーズ講座の第1講《日本語の「聴く•話す•読む•書く」の基礎:「優美」な日本語を話す---発音、語感、イントネーション》セミナーを中智研修室で開催しました。 今回のセミナーには、富士フイルム、キヤノン、帝人商事、イオン、出光電子材料、王子製紙、日亜意旺、鹿島建設等の会員企業や福島県上海事務所の現地職員が参加されました。

  開催に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会の馮串紅部長から、2019年会員セミナーの中、「ビジネス日本語能力の底上げ」講座の説明をしました。昨年から開催した日本語講座について、会員企業より大変好評で、企業内の言語的な課題は仕事に直接影響を与え、より効果的なコミュニケーションをとるため、一部の現地社員にとって日本語能力の底上げが、もっとも大切との声が多く聞かれます。それらの課題解決のため、2019年は中智日本企業倶楽部・智櫻会から5回シリーズの講座を開催することになりました。ぜひ会員企業に役に立つよう祈念します。


  本日は第1講として、日系企業で働く中国人社員が正しい発音や語感、イントネーションの正確な方法を学び、「優美」な日本語を話せるようになることを期待します。

  セミナーの講師は王建明先生が担当しました。王先生は80年代に上海外国語大学で日本語を専攻し、日本の著名校で修士号を取得、大学講師や同時通訳を務めた後、上海工程翻訳協会理事、上海通訳資格試験評議委など多くの職務を務めるなど、30年にわたり中日言語による交流事業に取り組んでこられました。

  講義では、日本語を美しく話すための要点の解説と文章を実際に読む練習を行いました。

  王先生はまず、受講生たちに日本語を話す際の悩みに関する質問リストにチェックをつけてもらい、各自の課題を認識していただきました。

  続いて日本語の仕組みについて解説しました。日本語では、ほとんどの場合、かな1文字が一つの音節を表しており、聞き取りやすい言葉を発するためには、一つ一つの音節をきちんと発音することが大切だと指摘しました。

  円滑なコミュニケーションのためには、前提として「相手に理解してもらおう」という気持ちが大切で、技術の点では、発音の仕方やイントネーション、声の出し方や言葉の選び方、間の取り方などに注意が必要だと指摘ました。

  さらに、聞き取りやすい話し方のポイントとして、声質よりも、音が安定している事や滑舌と抑揚、間の取り方がきちんと出来る事が大切だと述べ、「滑舌がいい」とは、音声が滑らかで、しかも1つ1つの音がしっかり聞き分けられる話し方であると述べました。また、緊張していると、自分の伝えたい言葉とは違う言葉が意図せず出てしまう事があるため、自分のペースでゆっくりしゃべるように意識すると良いと指摘しました。

  後半では、実際に発音練習を行いました。ウォーミングアップとして「あいうえお」の五十音を1文字1文字はっきり発音する練習を行い、続いて短い文章を正しいアクセントに注意し、声に出して読む練習を行いました。受講生たちは、普段何気なく話している日本語も、正しいアクセントを意識して文章を読むと、なかなか難しく苦労していました。続いて、日本のニュース原稿や早口言葉を使って、より実践的な練習を行いました。講義の最後に、王先生は文章を音読する効果として、集中力・注意力がアップし、記憶力や語彙力が高まり、テキパキ話せるようになると指摘し、さらに名作を選べば、文学の教養も高まると述べました。

  半日間の集中的な学習を経て、今回の《「優美」な日本語を話す---発音、語感、イントネーション》特別講座は盛況のうちに終了しました。受講生たちは、正しい日本語を話す事の難しさと、日頃からのアクセントや発音練習の大切さを改めて理解しました。

  中智日本企業倶楽部・智櫻会では、今後も引き続きビジネス日本語力の底上げシリーズ講座を開催して参りますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

       

講義風景1


講義風景2

 

講義風景3


講義風景4

 


【講座の趣旨】

  日系企業での日常業務において、お客様に対応する場合や日本人上司へ報告する場合を問わず、美しく流暢な日本語を話せることは非常に重要な能力です。なぜなら、この様に外国人が日本語を話せば、優美で感動的に聞こえます。仮に文法上の誤りが少しあったとしても、全体的に心地よく感じます。逆に正しい文法を使っていても、聞きづらく疲れさせる人もいます。その違いは、実は言葉の発音、語感、イントネーションの習得にあります。これらは、まさしく日本語の聴く・話す・読む・書く能力の最も基本的な部分です。
  そこで、2019年ビジネス日本語力の底上げシリーズ講座の第1講として、特別に本講座を企画しました。この講座を通じて、日系企業で働く中国人社員が正しい発音や語感、イントネーションの正確な方法を学び、「優美」な日本語を話せるようになることを期待します。


【講座の収益】

  1.日本語の発音の仕組みを理解する
  2.ネイティブ並の発音を身につけるための練習方法を学ぶ


【講義内容】

  1.日本語の発音の仕組み
  i 円滑なコミュニケーションのために
  iiネイティブ並の発音を身につけるために

  2.発音練習と発音矯正

  3.ニュース原稿の実践的な読み方

    【講師紹介】  

  【講師】王 建明
上海外国語大学日本語学科卒、東京都立大学人文学部比較言語学研修生課程及び上海対外貿易学院法学部国際経済法修士課程修了。
上海鉄道学院に日本語講師として6年間勤めた後、東京都立大学大学院で比較言語学を研修。修了後、日本で社団法人日本生花配達協会国際部、株式会社阪和興業人事部等を歴任。1998年上海対外貿易学院日本語教育研究室の勤務を経て、2000年上海集慧林ビジネスサービス有限公司を立ち上げ、2003年には上海で唯一の通訳養成学校を設立。
中国翻訳協会会員、上海工程翻訳協会理事、国家人事部全国通訳翻訳専門資格試験指定教材編集員、上海通訳資格試験審査員。