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12月22日《中日人事直通車~在中日本企業人事管理層会員座談会~》

报告文(中文)
 

  2021年12月22日(水)、中智日本企業倶楽部智櫻会『中日人事直通車~在中日本企業人事管理層会員座談会~』を中智研修室にて成功裏に開催しました。当日は、コロナ予防対策を万全にして開催しました。


  今回の交流会には、上海伊藤忠商事、出光電子材料、キヤノン(中国)上海、コニカミノルタ弁公系統、上海リンナイ、イオントップバリュ、日鉄軟件、三井住友海上火災保険(中国)、上海ツムラ制薬、島津企業管理(中国)、クレハ(中国)、横河測量技術、東京海上日動火災保険(中国)、神鋼商貿、帝人商事等の会員企業から人事及び管理部責任者の皆様にご参加いただきました。

 司会進行役は、中智日本企業倶楽部・智櫻会シニアコンサル顧問の魯亦雯が努めました。


  今回の座談会は、二部に分けて行いました。第一部では、日本から上海へ出張中の人事専門家、中智日企倶楽部智櫻会の特約講師安田太郎先生に戦略人事と日本本社の人事が注目するテーマについて共有していただきました。その中で、安田先生は、人事戦略の4つの機能(HRBP、OD&TD、CoE、OPs)について解説し、先進企業の事例について紹介しました。また、最近日本本社人事が注目するテーマとして、「心理的安全性」、「OKR」、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を取り上げ、それぞれの意味と導入事例について共有しました。日本本土でもっとも新鮮な話題とグローバル企業になるための人事の役割を解説していただき、人事が会社の戦略に欠かせないことを深くわかり易くテンポよく講義していただきました。


  第二部の座談会では、参加者同士が自社の人事制度上の課題や自社の取り組む人事制度改革について話し合いました。その中で、「来年からOKRを導入する予定だが、効果的な運用方法に悩んでいる」、「心理的安全性を高めるには、まず駐在員を含めた管理層の意識が変わらなければ、部下の意識は変わらないのではないか」、「日本人出向者とローカル社員のコミュニケーション不足を人事としていかに解消するのか」、「若い社員の離職率が高く、いかに定着率を高めるか」等の課題が出され、安田先生と参加者が活発に議論を深めました。


  座談会最後に、中智日本企業倶楽部・智櫻会の馮串紅部長が締めくくりの挨拶をしました。この特別な年、日中間の移動に大きな障害を与えました。そして疫病の影響で多くの企業が新しい戦略の策定に取み始めています。一部の日系企業では、統一性を高めてコストを削減するため、中国に地域本部を設立し、その役割を模索しています。

  また、中国の変化スピードに適応するため、一部の大中型製造企業では業務ごと地区ごとに法人を設立して地区ごとの自立経営を目指しています。これら一連の改革の過程で、HRは非常に大きなチャレンジに直面しています。日本本社の戦略目標を理解しつつ、参考に出来るモデルやフォーマットが無いなかで、中国に適した戦略に落とし込む必要があります。今回の在中日本企業人事管理層会員座談会では、安田先生に日本の最新情報を共有していただき、会員の皆様が直面する課題を克服し、改革を成功させるための参考になりました。


  中智日本企業倶楽部智櫻会は、会員の皆様のニーズにマッチしたサービス内容を提供し、専門な知識ときめ細やかなサービスで皆様の多忙な業務をサポート致します。皆さまからの貴重なご意見、アドバイスをお待ちしております。どのような形であれ、私たちはずっと一緒です。


 

  2021年12月22日

  中智日本企業倶楽部 智櫻会