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「配置転換、給与調整及び労働契約の変更を合法かつ効果的に行う方法」会員交流会、無事成功を収める(2024年7月23日)

报告文(中文)

2024年7月23日(火)、中智企業倶楽部総第315回会員交流会「配置転換、給与調整及び労働契約の変更を合法かつ効果的に行う方法」が中智大厦研修室で開催され、無事成功を収めました。交流会は、オフライン(対面授業)とオンライン(ライブ配信)のハイブリッド方式で行われました。

今回の交流会では、伊藤忠商事、RGF、日通国際物流、津村製薬、リンナイ、日晶繊維、IAI、大塚食品、ミスミ、神鋼商貿、KDDI、中村精密、クボタ、ニフコ(香港)、清水建設、住化電子、明治製菓食品工業、出光電子材料、寧波住重機械、マタイ、プロテリアル、哈默納科、清和(上海)国際貨運代理、平安シオノギ、サイボウズ、科意半導体、伯東、凸版(上海)企業管理、長谷川香料、ホーユー(上海)化粧品販売、隆美国際貿易、松下情報系統、日亜意旺、クレハ(中国)、DNP、アシックス等会員企業の人事部や管理職責任者にご来場いただきました。また、キヤノン(中国)、本田技研工業、東芝(中国)、北京DAC広告、三井住友海上火災保険(中国)広州、島津企業管理(中国)広州、対松堂精密工業(深圳)、松下電気機器(北京)広州、メタルワン(広州)鋼材製品、AGC(佛山)、デンソーテン(中国)等北京、広州等より多くの会員企業の皆様にオンラインでご参加いただきました。


交流会の開始に先立ち、中智日企倶楽部智櫻倶楽部シニア顧問の鄒莉が今回の交流会の主旨を紹介しました。コスト削減と効率化が叫ばれる昨今、人的資源の調整と最適化の過程においては、必然的に配置転換や賃金調整が伴います。こうした問題に合法的かつコンプライアンスに則って対処するにはどうすればいいのか?今回の交流会では、法律の条文や具体的な事例を通じて、労働者の配置転換や賃金調整、労働契約の変更における対応策や実務スキルを整理します。本日ご来席いただいた会員の皆様の今後のマネジメントにおいて一助となれば幸いです。


今回の交流会では、中智企業倶楽部特別講師の李偉先生が講師を務めました。


李先生は交流会の冒頭で労働契約変更の種類を整理し、「内容の変更」に関わる事項と「主体の変更」の本質について説明しました。

李先生は続いて、労働契約の変更に関する法的要件と司法実務上の要件について言及しました。李先生は、労働契約の変更規定を就業規則に組み込む企業があることに触れ、労働契約の変更は、制度の規定ではなく、双方の合意に基づくものであると指摘しました。労働契約の変更について労使双方の合意がない場合、その変更が実態を伴っているか、労働者の利益を害するかどうかにより処理の方法が違うと述べました。


李先生は続いて、合法的かつ効果的な配置転換戦略について述べ、法に基づく配置転換、契約による配置転換、話し合いによる配置転換の運用ポイントについて解説しました。その中で李先生は、契約による配置転換を一般的な内容のみの合意で済ませてはならず、具体的で明確かつ合理的な労働条件を定めなければならないと述べ、具体的な事例を通してさらに詳しい事例を参加者にわかりやすく説明しました。李先生は交流会の終わりに、実務における労働契約の変更に対処するための考え方をまとめ、使用者の自主管理権と労働者の労働権益保護のバランスをうまくとることが重要であると結論付けました。


3時間にわたる交流会の中で、李先生は法律法規の説明や事例分析を通じて、配置転換、賃金調整、労働契約変更に関する具体的な実務スキルや注意点をまとめました。交流会が終了した後も、李先生と参加者による実務上の具体的な課題について意見交換は続き、参加者からは本日の交流会の内容について非常に実践的であり、今後の業務に新たなアイデアや知見をもたらすものであったとの声が聞かれました。


中智日企倶楽部智櫻会は2024年も、会員の皆様のニーズに合ったサービスを提供し、専門的な知識と質の高いサービスをもって、会員企業の中国における健全かつ持続可能で質の高い成長のために尽力して参ります。我々のサービスに対する貴重なご意見やご提案を歓迎いたします。皆さまのご関心とご参加をお待ちしております!