ホーム > 日企培训室 勉強会のお知らせ
> 12月25日中智日企俱乐部---2019年第24講 総第161講《2019劳动法与员工关系年度大盘点》開催のご報告

定期セミナー・イベント

12月25日---2019年第24講 総第161講《2019劳动法与员工关系年度大盘点》開催のご報告

報告文(中文)
 

  2019年12月25日(水)、中智日本企業倶楽部・智櫻会2019年総第161回講座『2019労働法と従業員関係の年間大棚卸し』講座を上海市内で成功裏に開催しました。

  今回の講座には、ブラザー機械、東京海上日動火災保険、バンドー、三井繊維、アルプス通信器件、清水建設、出光電子材料、帝人商事、中村精密、三菱ガス化学、王子製紙、キリン、住化電子、旭化成、SCREEN、椿本機械、フジクラ、迅優貿易、東芝電子、日亜意旺等の会員企業から60名近くの人事及び管理部の責任者の方々にご参加いただきました。


  今回の研修は、2019年を締めくくる講座となります。開催に先立ち、中智日本企業倶楽部・智櫻会会員諮詢顧問の邹莉が会員の皆様に対し今年一年間のご支援に対する感謝を述べ、今回の講座の趣旨について紹介しました。2019年がもうすぐ終わろうとしています。年初の個人所得税改革から始まり、HRの皆様は新しい業務に関わり、新たなチャレンジに直面しました。今回の講座では、皆様と一緒に今年公布された新しい法律、注目の話題、代表的な紛争案例を振り返り、参考となる実務に活用できる管理テクニックと経験を紹介します。また、来年の業務展開に備え、今後の新たな方向性と管理動向についても予習します。


  講師は、中智日本企業倶楽部・智櫻会特約講師の李偉先生が担当しました。

  李先生は、講座の冒頭、新個人所得税法の公布や社会保険料率の改革と施行が企業管理に与える影響について説明しました。多くの会社のHRは様々な新しい知識を吸収する必要に迫られています。新政策と法律の公布も、「法律を理解していない財務は優秀なHRではない」という言葉を裏付けるものです。HRの業務は日増しに難しくなっているが、人事労務と税務財務を管理の中で融合させさえすれば、必ず業務はうまくと述べました。


  続いて、李先生は皆さんの一連の注目点を取り上げ、指導しながら議論を展開しました。例えば、女性の就職について、人社部等の九部門が「招聘行為を規範化し、女性の就業を促進する為の通知」を公布し、このことが女性の就職保護と企業の発展のバランス意識をもたらした。「996」という働き方の提起も外部から注目を集めたが、その本質は、従業員の労働権益保護と企業権利の限界問題であると指摘しました。ほかに「職場のセクハラ」、「職場の利益相反」などよく見られる問題についても、李先生は一つひとつ丁寧に解説しました。


  その後、李先生は2016年から2018年までの上海市の労働争議に関する典型案例を列挙し分析しました。その中で、哺乳休暇の許可、労働契約の終了が制限される状況等、HRにとって非常に参考になる具体的な操作やテクニックを紹介しました。そのほか、広東高級法院、重慶高級法院、北京人力資源社会保障局が公布した一連の労働争議の典型案例も紹介しました。

  李先生は多くの注意すべき法律問題を取り上げただけではなく、相応の戦略と戦術について指導しました。組織、雇用、インセンティブモデルの大変革は、従業員と会社の認識に新たな解釈を与えます。柔軟な雇用の活用、多元化雇用が雇用のトレンドとなるにつれ、従来の雇用関係は非雇用関係へと変化しています。この際、企業文化が非常に重要な接着剤となり、適切な職位で適切な雇用形態を選択することは、今後非常に重要な管理方式となるだろうと述べました。


  講義の最後に、李先生は未来の労務法律問題も注目すべき傾向を強調し、初歩的な予測を示しました。さらに年末に発表される予定の最高法院の労働紛争司法解釈五に注目するよう指摘し、各HRは益々増加する組織革新へ十分に対応し、組織と個人の関係を再び定める―――将来、分野を超えた融合がより明確になるだろうと述べました。

  三時間の学習を経て、会員の皆様は今年一年のホットな話題や今後の管理で特に注意が必要な事柄について理解を深めました。多くの会員の皆様が、講義終了後も疑問や問題について積極的に質問していました。


  2019年度の中智日本企業倶楽部・智櫻会講座は大きな収穫を得て惜しまれながら終了しました。来年も引き続き会員企業の従業員の総合能力を向上させるさまざまな講座を開催し、専門知識と細やかなサービスで、皆様の業務を支援し、会員企業の順調な発展の一助となれば幸いです。


【课程背景】

  我们正处于“百年未有之大变局”时期,企业转型、区域调整、人工智能走进职场…大环境的变化给我们每位职场人的工作、生活都带来了挑战。在劳动法与员工关系管理领域,随着企业用工日趋规范,雇主与员工双方的守法意识不断加强,这一年我们一起平稳地度过!
  时值年末,让我们一起回顾、盘点属于2019的职场话题!


【主要内容】

  一、磨合与适应
  1、社保税管影响持续
  2、新个税法实施后的影响逐步凸显

  二、热点与讨论
  1、人社部等九部门关于妇女就业的文件
  2、关于“996”的大讨论
  3、关于猥亵、性骚扰等职场问题的讨论

  三、案例与口径
  1、北京、上海、广东、重庆、江苏等地公布十大劳动争议案件
  2、浙江、山东(烟台单出)、东莞等地发布审裁口径
  3、江苏省率先将仲裁裁决文书上网

  四、战略与战术
  1、“组织变革”、“组织重启”成为应对各类“关系”问题的战略考量
  2、灵活用工、多元用工成为用工趋势

  五、趋势与预判
  1、期待年底最高院的劳动争议司法解释五
  2、越来越多的组织创新会出现,组织与个人之间的关系需要重新定位