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10月15日《通訳するのに欠かせないテクニック-ノートテーキング》開催のご報告
2021年10月15日(金)、中智日本企業倶楽部智櫻会総第224講『通訳するのに欠かせないテクニック-ノートテーキング』会員交流会を中智研修室にて成功裏に開催しました。
今回の交流会には、五十鈴汽車工程柴油機、KDDI、イオントップバリュ、IAI商貿、アルプス、プライミクス、キヤノン(中国)上海、王子製紙、三菱ロジスネクスト、旭化成精細化工(南通)、華麗工程、山善、三菱重工業等の会員企業から管理部及び業務部責任者の皆様にご参加いただきました。
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交流会の開催に先立ち、中智日本企業倶楽部智櫻会シニアコンサル顧問の邹莉から、今回の交流会の趣旨を説明しました。通訳中にメモをとるスキルは、日系企業の業務において非常に役立ちます。それは、通訳職の中核スキルというだけではなく、その他の職種においても日本人上司とのコミュニケーション、日本のクライアントとの交渉、日本側との会議への参加等においても、聞き取った内容を正確かつ効率的に記録することが必要です。今回、皆様と学習するノートテーキングによく用いられる方法やテクニックを業務の中で実際に活用し、より効率的かつ質の高い業務ができるようになれば幸いです。
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交流会の講師は、中智日本企業倶楽部特約講師の王建明先生が担当しました。
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交流会の冒頭、王先生は様々な通訳の形態について紹介しました。その中で、逐次通訳を主に取り上げ、逐次通訳の三つのステップ、逐次通訳における「記憶」と「記録」の役割と重要性を解説しました。
続いて、「ノートテーキング」について解説しました。ノートテーキングは、通訳者にとって必要なスキルの一つだが、現在のところ定まった学習の方法論はなく、自らの経験を通して理解し、学ぶ必要があると述べました。また王先生は、ノートテーキングは速記とは異なり、多くメモを取れば良い訳ではなく、メモを見ただけで完全に思い出して説明できるようにする事が目的であると指摘しました。
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その後、王先生はノートテーキングの原則と要点について解説しました。うまくメモを取るには、短時間で必要な情報を記録し、これらの情報を見ただけで完全に思い出して説明できるようにする必要があると述べました。情報を可視化するために、独自の記号を作っておき使用するものよいだろうとアドバイスし、受講生が理解しやすいように参考としてよく使われている記号を紹介しました。また、筆記用具を選ぶ際には、できる限りメモを取るのに影響しないようにする必要があると述べ、例えば大きなサイズのノートであれば頻繁にページをめくる必要がなく、書きやすいメモ用のペンを使うと便利であると指摘しました。
最後に、王先生はノートテーキングの練習を行い、受講生に皆様に具体的な指導とアドバスを行いました。受講生の皆様は、業務において経験した悩みについて王先生と交流しました。
三時間を超える学習と交流を通じて、皆様は日常業務におけるノートテーキングの要点や方法に対して認識を新たにしました。受講生の皆さまからは、今回学んだことを業務に活かし、日本語通訳と表現能力の向上に引き続き務めるとの感想が寄せられました。
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中智日本企業倶楽部智櫻会は、会員の皆様のニーズにマッチしたサービス内容を提供し、専門な知識ときめ細やかなサービスで皆様の多忙な業務をサポート致します。今後とも、皆様のご支持とご参加をお待ちしております。どのような形であれ、私たちはずっと一緒です!
【背景】
在中日系企業の業務において、日本語でのコミュニケーションの要点を正確かつ迅速に記録する事は非常に重要なスキルです。これは通訳担当者の中核技能というだけではなく、日本人上司とのコミュニケーション、日本本社との連絡、日本人顧客への営業、および会議の議事録作成等、さまざまな業務においてこの技術に精通している必要があります。
中智日本企業倶楽部・智櫻会が行った多くのアンケート調査によると、通訳業務でメモを取る方法は、日系企業で働く中国人が参加したいとの要望が多い日本語研修の内容でした。今回は《通訳するのに欠かせないテクニック——ノートテーキング》講座を開催することにしました。会員企業の従業員の皆様が通訳業務におけるメモ書きの問題を解決し、通訳の正確性を向上させるお役に立てれば幸いです。
【收益】
1.自分が通訳時にメモを取る際の不適切な点を理解する。
2.通訳時の正しいメモの取り方を習得する。
【講義内容】
一.通訳の形態
1、逐次通訳
2、逐次通訳の三つのステップ
3、「記憶」と「記録」
二.ノートテーキング
1、通訳のメモは速記ではない!
2、用紙と筆記用具
3、理想的なノートテーキング
4、ノートテーキングの記号
5、練習